「地域一番コンサルタント」の成長戦略 キャリアを活かす！ （ＤＯ ＢＯＯＫＳ）

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キャリアを活かす! 「地域一番コンサルタント」の成長戦略
著：水沼 啓幸

地域コンサルタントは、地域企業の困った時の駆け込み寺として、経営者と共に笑い、共に泣くことのできる存在である。そのため、地域コンサルタントのイメージは、これまでのコンサルタント像とは大きく違っている。知識やノウハウを教えるというよりは、経営者と一緒になって悩み、苦しみ、最適解を見出すという活動の連続である。

本書の構成は以下の9章から成る。
①コンサルタントこそ、地域に必要な人材
②地域コンサルタントに必須な5つのポイント
③自分の経営計画をつくる
④発展的な地域人脈をつくる
⑤地域に合ったサービスをつくる
⑥お客様がお客様を連れてくる仕組みをつくる
⑦地域で仲間と共に成長する
⑧地域コンサルティング業の発展構想
⑨地域のお客様と未来を創造する6事例

確実に著者の言う「地域コンサルタント」の需要は高まっている。誰もが名乗れるコンサルタントにはこれといった定型的な仕事はなく、あれもこれもと手を出すと逆にお客様にも迷惑をかけることになる。しかし、地域コンサルタントは顧客のことはもちろん考えないといけないものの、がむしゃらに顧客の悩みを共に解決するためには知らない分野にでも時には首をつっこんでいく必要もある。

それが地域における中小企業が求めていることでもあり、知識のみならず「心」が必要な業務でもある。

出来ないことも多いと認識しながらいかにお客様と寄り添いながら結果を出していくか。そのためには自分だけではなく、まわりの協力やもちろんお客様の協力あってこそのことでもある。

わからない。やったことがない。から始まる仕事は未知なことばかりで不安ではあるもののそれ以上のわくわく感を常に持ち続けていきたい。

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後半事例はよまず。金融機関出身だし、従業員を雇用するコンサル会社の方だから、私にはあまりぴんとこなかった。