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商品説明
少年法適用年齢の引き下げは少年犯罪の「厳罰化」にもならず、少年の更生にも社会の不安解消にも効果がない。家庭裁判所調査官、犯罪心理学の研究者として数々の非行少年に接してきた著者が、少年更生の理念と処遇を提言する。【「TRC MARC」の商品解説】
いま、少年犯罪を厳罰化するため、少年法の適用年齢を18歳未満に引き下げ、
少年を大人と同様に刑法の元で裁くことが検討されています。
しかし、少年を刑法で裁いても、必ずしも「厳罰化」につながらないどころか、
十分な更生や再犯防止の教育すら受けないままの少年が、社会に放り出されるだけです。
その先に見えるのは、はたして社会不安の低減でしょうか、増加でしょうか。
「甘やかし」として批判されてきた少年法の教育・福祉機能の本質を見直し、
罪を犯してもやり直せる社会、保護を求める権利が保証される社会をいかにつくるか、
いま、それが問われているのです。【商品解説】
目次
- はじめに
- 第1章 少年法の厳罰化にむけて進む地ならし
- 第2章 罪を犯した少年たちの素顔
- 第3章 少年の可塑性と保護主義 少年審判の特徴
- 第4章 家庭裁判所は少年をどのように審判するか
- 第5章 3つの処分 保護処分・刑事処分・試験観察
- 第6章 少年司法厳罰化・適用年齢引き下げ論に反論する
- 第7章 少年司法の理念を刑事司法全体へ拡げる
- あとがきにかえて
著者紹介
須藤 明
- 略歴
- 〈須藤明〉駒沢女子大学人間総合学群心理学類教授。専門は犯罪心理学、家族心理学。臨床心理士、公認心理師、さいたま市スクールカウンセラー・スーパーバイザー。各種の少年犯罪の鑑定を手掛ける。
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