紙の本
読みやすい
2020/04/20 09:50
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投稿者:まつま - この投稿者のレビュー一覧を見る
触れたことのあるtypemoon作品はそこまで多くないので専門用語など分かるか不安でしたが、「???」と思った直後にグレイが質問する、もしくは知識を確認する、という作業をしてくれるのでとても読みやすい。
所々に過去作に関する話も出てきますが、知ってればより楽しめるという程度で、知らなくても物語本編には(一巻時点では)問題ない程度。
早速二巻注文しました。
紙の本
立派になって・・・
2021/08/26 22:56
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投稿者:ろ布 - この投稿者のレビュー一覧を見る
Fate/ZEROの頃はまだまだだったウェイバー君。
立派になって・・・
しかも男前になって・・・
情けないところもあるけれど、それも良き。
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2020/10/25 読了。
図書館から。
アニメは視聴済。
いわずもがな…あのウェイバー・ベルベットが
こんな大人に成長して。
それほどまでに、イスカンダルとの出会いが残したものが
途轍もなく途方のないものなんだなと。
たまにでるウェイバー感にちょっとほっとしてしまう。
Fateは全部網羅しているわけではないので、
分からないところもありにしもだけれど、
きちんといろんなところの関係をまとめて成立させて
物語ができているんだろうなぁ…てのが本当にすごい。
アニメで音だと分からない部分があったので、
続きも読んで補完できたらなと思う。
「グレイたーーーーーん」以下がそのままで笑った(笑
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文庫になったので。
聞いてはいたがなるほど。
そこかしこの某ゲームの匂いがするのは気のせいでは
ないと思われ。
一応微妙な並行世界ということらしいので出会うことが
ないと思われるが、出会ったらどういう反応が出るか
見てみたかったりする。
(UBWのGOODルートでヒロインが彼女連れて塔に行った場合か。低いなあ)
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好きか嫌いかで言ったら好き、むしろ大好物な系統。
ただし前提知識がないとどこが面白いのかわからないのでは…という不安もあり。
シリーズスタート第一巻ですから、今後もっとアレな魔術師がたくさん出てくるのが楽しみです。
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アニメとゲーム以外で初めて型月作品に触れた。
snだけ履修してないので読んでてわからなくなるかな?と思ったけど全然そんなことはなく、むしろ面白くてあっという間に読んでしまった。
こういうシリアス展開と魔術師の非人間的な思考が絡むとわくわくする。その中で魔術師のほんの少しの人間らしさ(と言っていいのか?)が垣間見えた時、胸が締め付けられて苦しくなった。生と死、若さと老いが美しく見えた。
続きも読みます。
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読む前は「タイプムーンは設定が隙のないほど作り込まれているし、独自の世界観がありそうだからわからない用語とかたくさん出てくるんだろうな」と覚悟していたけれど実際はライトノベルをよく読んでいたら馴染み深い単語が多かった。
視点が魔術に詳しくないグレイだったおかげでこちらにも情報がすんなり入ってきた。
Fateをzeroから入り、ウェイバーが一番好きなキャラだったので彼のうちにある感情や目標がわかっていたため面白く読めた。
ホワイダニットの部分にこだわっているおかげか、そこが大変おもしろく……実に愉悦。
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アニメから入って小説も読み始めたけど、魔術師の世界なのにちゃんとミステリになってるところがすごい。もちろん魔術師による事件だからハウダニットは省いての推理。
天使名がどうのとか暗号については専門的すぎるけど、人物の発言や行動からある程度ちゃんと推理を組み立てられるようになっている。
推理ばかりじゃなく魔術師としての見せ場もちゃんとある。
ウェイバーちゃんもゼロから立派に成長したなぁ…と思いつつ魔術においては未だにヘッポコ感が残ってるのがまたいい。
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文体といい、キャラクターといい、そこかしこから
漂う、「いぶし銀」感。
決して派手ではないが、確かなカッコよさがある。
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アニメの魔眼蒐集列車が気に入り、気になって購入。
ライトノベルのような言葉の質かと覚悟していたが、読み応えのある文体や内容であったので大変満足。
ハマれば設定に使われたものを調べようとするきっかけになるのでは。
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アニメの方を見て面白かったので折角だからと小説の方も読み始めてみた。Fate作品(特にZero)を知っていると更に深く面白く読めると思う。私自身はZeroはアニメでしか知らないがそれでもあのウェイバーくんがこうなったのはすごく感慨深い。広義の意味でのミステリなのでそこまでミステリらしくはしていないが十分に面白く読めた。
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TYPE-MOONブックス版は既読だけど、文庫化されたときに買っていたのを今更読んだ。
魔術の解説への接続が多く、やや衒学的に感じないではないが、それこそが本シリーズの価値であると個人的には思う。これまでの型月作品で掘り下げられてこなかった魔術の設定が開示されるため、ガイドブック的な楽しみ方もできるし、現実の世界における魔術の解説にも度々接続されるので、そういう話に魅力を感じるのなら、物語を追う以外の面でも大変興味深い読書体験になるだろう。
物語としてどうか、というと、以前抱いた印象よりは楽しく読めた。シチュエーションのみならず、見取り図とかも出て来て、後半とかと比べるとかなりミステリ風味が強い話になっている。ただし、あくまで風味であって、推理しながら読み進めるというのは、不可能に近いだろう。本編で述べられているように、魔術が絡む時点でハウダニット、フーダニットは機能しないし、解き明かす鍵となるワイダニットは最後まで秘匿されるためだ。そういうものだと割り切って読むだろうし、あんまり欠点であるとも思わないけれど。
また、重要なモチーフは、各所に散りばめられていて、あとになって展開を暗示する仕掛けだったのだと気付かされる、巧みな構成をしていると思う。
彼が大きく成長することになった転機に関しては、折に触れて語られており、パーソナリティの一部になっていることが伺えて非常に良い。Fate/zeroを知っていて、本作に手を出さないのは、間違いなく損であると断じたい。
後半と比べると、Ⅱ世の情けなさやだらしなさがより強調されているきらいはあるが、印象が変わっていくのは、キャラがまだ馴染んでいなかったのか、それとも、語り手の感じ方が変わったからか。
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FGOは二章の途中まで。
Fateシリーズは未読。
魔法の世界のミステリーということで読み始める。
舞台は高名な魔法使いの建てた、天使を模った作品がたくさんある剥離城アドラ。
魔法使いの遺産争いのため、個性豊かな魔法使いが集まり、とある謎掛けの謎を解いたものが遺産を手に入れられるということで遺産争いに発展する。
背景は本格ミステリーのようだが、魔法がある世界のためにあまり物理トリックなどはなく、ホワイダニットを中心として進められる。
本格ミステリーではないが、個性豊かな魔法使いが見られるのは面白い。 探偵役のエルメロイⅡ世が助手のグレイに説明(講義)するという形で進められるため、世界観に疎くても十分読み進められた。
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エルメロイIIがどこまでも卑小な人間として描かれているので解決パートとのバランスがよい。万能の名探偵でないことで深みが出ている。
イラストは人物絵ばかりでなく剥離城の異様を外から描いたものがほしかった。文章だけでは外観のイメージが沸かない。
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魔術に重きを置いているというよりミステリ感があるのがいいです。とんでもバトルもあるにはあるけどそれ以上に伏線はったり回収してるのが読みやすくてちょうどいい。