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文庫
紙の本
赤い月 上 （岩波現代文庫 文芸）
著者 なかにし礼 （著）
満洲一の森田酒造。店主・勇太郎と波子の娘、美咲の家庭教師だった白系ロシア人のエレナは、森田家に出入りしていた恋人、氷室により家族の目の前で処刑され…。母をモデルに戦争とい...
赤い月 上 （岩波現代文庫 文芸）
税込
1,210
円
11pt
紙の本 |
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- 税込価格：2,486円（22pt）
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商品説明
満洲一の森田酒造。店主・勇太郎と波子の娘、美咲の家庭教師だった白系ロシア人のエレナは、森田家に出入りしていた恋人、氷室により家族の目の前で処刑され…。母をモデルに戦争という極限下での家族と愛を問う自伝的小説。【「TRC MARC」の商品解説】
満洲の牡丹江にある森田酒造の店主・森田勇太郎は、馬賊の襲撃に怯えながら関東軍の協力もあって森田酒造を満洲一の造り酒屋にした。勇太郎・波子の娘・美咲の家庭教師だった白系ロシア人のエレナは、森田家に出入りしていた恋人氷室啓介によって家族の目の間で処刑された。いったいエレナに何があったのか。映画・テレビドラマ・ラジオドラマ・舞台上演などがなされた著者の代表作。（全二冊）【商品解説】
目次
- 『赤い月』岩波現代文庫版刊行にあたって
- エレナ
- ハルビンへ
- 小 樽
- 大 地
著者紹介
なかにし礼
- 略歴
- なかにし礼(なかにし れい)
1938年，中国黒竜江省牡丹江市生まれ．立教大学文学部仏文科卒業．シャンソンの訳詞家を経て作詞家．レコード大賞3回，同作詞賞2回，ゴールデンアロー賞など受賞歴多数．著書に『兄弟』『長崎ぶらぶら節』『てるてる坊主の照子さん』『夜盗』『さくら伝説』『黄昏に歌え』『戦場のニーナ』『三拍子の魔力』『生きるということ』『夜の歌』など．
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