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紙の本
「豊臣政権の貴公子」宇喜多秀家 (角川新書)
著者 大西泰正 (著)
“表裏第一ノ邪将”と呼ばれた父の後を継ぎ、若くして豊臣政権の大老にまで上りつめた宇喜多秀家。だが、その運命は関ケ原での敗北で一変する。激動の時代を生き抜いた執念の男の生涯...
「豊臣政権の貴公子」宇喜多秀家 (角川新書)
「豊臣政権の貴公子」宇喜多秀家
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商品説明
“表裏第一ノ邪将”と呼ばれた父の後を継ぎ、若くして豊臣政権の大老にまで上りつめた宇喜多秀家。だが、その運命は関ケ原での敗北で一変する。激動の時代を生き抜いた執念の男の生涯とは。最新研究を基に実像を描きだす評伝。【「TRC MARC」の商品解説】
瀬戸内の小領主から備前美作両国を治める大大名にまでなった宇喜多氏。“表裏第一の邪将”と呼ばれた父・直家の後を継ぎ、宇喜多秀家は若くして豊臣政権の「大老」にまで上りつめる。しかし、その運命は関ヶ原での敗北を境にして一変し、ついには八丈島に流罪となる。なぜ秀家はかくも秀吉に愛されたのか。なぜ西軍大将格でひとりだけ生き延びることができたのか。なぜ、その一族(宇喜多一類)は現代まで続いたのか。激動の時代を生き抜いた執念の男の実像を、最新研究をもとに描きだす決定的評伝!【商品解説】
梟雄と呼ばれる父・直家の後を継ぎ、若くして大大名となった宇喜多秀家。秀吉に愛され最年少「大老」となるも関ヶ原の戦いで敗北。栄華と没落に彩られた、84年に及ぶ執念の生涯とは。最新研究による決定的評伝!【本の内容】
目次
- はじめに
- ・宇喜多秀家関係地図
- ・宇喜多氏等略系図
- 第一章 戦国乱世の終焉
- 一、大名権力宇喜多氏の誕生
- 宇喜多直家の台頭/絶え間ない抗争/秀家誕生/浦上宗景の滅亡/直家の最期/集団指導体制/叔父宇喜多忠家/人生の転機
- 二、天下統一
- 「中国国分」交渉/大名宇喜多氏の石高/賤ヶ岳の合戦と小牧・長久手の合戦/紀州平定/四国平定/九州平定/吉川広家との縁組/毛利氏との緊張関係/小田原出兵
著者紹介
大西泰正
- 略歴
- 〈大西泰正〉1982年岡山市生まれ。京都教育大学大学院修了。石川県金沢城調査研究所所員。著書に「宇喜多秀家」「宇喜多秀家と明石掃部」「前田利家・利長」など。
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「戦国大名」宇喜多氏についての総まとめ
2019/09/16 01:03
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:樫井行人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
梟雄として知られる宇喜多直家の嫡子、宇喜多秀家が関ヶ原で敗れ流刑になるまでの半生を丁寧に描出した著作。
秀家については五大老であったということと、関ヶ原での敗亡後は八丈島に流されつつも長寿を全うしたことくらいしか知らなかったのだが、秀吉の養女(利家の娘)を嫁に迎えており、その流れから豊臣一族として栄達していったということが、はっきりと認識することが出来た。
秀家本人に関しては性格的な部分などは史料の少なさから想像の域を出ないところはあるが、事跡については良く理解出来た。
家臣団や一族についての記述も豊富であり、特に驚いたのが叔父忠家についてと坂崎出羽守についてであった。
忠家のイメージは直家の弟でその覇権に尽力しつつ、幼い秀家を支えた篤実な人物、というものだったのだが実際には破天荒で荒武者ぶりが際立つ人物と云うことで今までの印象が180度変わった。
また千姫事件を起こした坂崎出羽守が忠家の息子だったということも初めて知った。
近年は戦国期についての新しい知見を得られる書籍が多く、本書もそうした再顕彰の書のひとつとして大変興味深かった。