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紙の本
悪の脳科学 (集英社新書)
著者 中野信子 (著)
人間は誰でも簡単に騙すことができ、人間の心は簡単に操ることができる。漫画「笑ゥせぇるすまん」の主人公・喪黒福造のキャラクターを分析し、喪黒の騙しと誘惑の仕方を脳科学の視点...
悪の脳科学 (集英社新書)
悪の脳科学
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商品説明
人間は誰でも簡単に騙すことができ、人間の心は簡単に操ることができる。漫画「笑ゥせぇるすまん」の主人公・喪黒福造のキャラクターを分析し、喪黒の騙しと誘惑の仕方を脳科学の視点で考察。人間の心のスキマを解き明かす。【「TRC MARC」の商品解説】
藤子不二雄Aの名作漫画『笑ゥせぇるすまん』では、主人公の喪黒福造が日常のどこにでもいるような老若男女を言葉巧みに陥れていく。
喪黒は“誘惑の悪魔"として、様々な手段でターゲットを破滅に導く――。人間は誰でも驚くほど簡単に騙すことができる。
そして、人間の心は簡単に操ることができる。
喪黒福造というキャラクターを分析しながら、喪黒の“騙しと誘惑の手口"を脳科学の視点で考察し、「人間の心のスキマ」を解き明かす!
巻末には藤子不二雄Aとの対談も収録。
■主な内容
ココロと呼ばれるものの正体
「悪の教科書」というタブー
絶対に守れないルールを課す
「意志の力」は、いつか必ず負ける
人間の脳は、全体像ではなくパターンを認識する
心を開かせるために、相手の目を見て話す
相手が感じる「後ろめたさ」を利用する
優秀な営業マンが美男美女とはかぎらない理由
人間の「我慢の総量」はあらかじめ決まっている
喪黒福造が狙う月曜日
怖がらせることなく、命令する
サイコパスの世界観
喪黒福造が誕生するまで
感情と理性
感情と理性
嫉妬心を認める
■目次
はじめに 簡単に騙される、人間という悲しい生きもの
第一章 あるべくして不完全な人間の脳《『笑ゥせぇるすまん』の世界観》「ココロのスキマ…お埋めします」という名刺
第二章 ラポールの形成《喪黒福造の接近テクニック》喪黒福造のコールド・リーディング
第三章 騙されるメカニズム《ターゲットの心を操る喪黒福造》人間の我慢の限界は、なにで決まるか
第四章 騙されやすい脳と、騙されにくい脳 詐欺師たちの常連客
第五章 藤子不二雄A×中野信子 対談「僕は喪黒福造に陥れられるターゲット側の人間ですよ」
■著者プロフィール
中野信子(なかの のぶこ)
一九七五年、東京都生まれ。脳科学者、医学博士、認知科学者。
東京大学工学部応用化学科卒業。東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。
フランス国立研究所ニューロスピンに博士研究員として勤務後、帰国。東日本国際大学教授。
著書に『脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体』『サイコパス』『シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感』
『不倫』『キレる!脳科学から見た「メカニズム」「対処法」「活用術」』『あなたの脳のしつけ方』など多数。【商品解説】
著者紹介
中野信子
- 略歴
- 〈中野信子〉1975年東京都生まれ。東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。脳科学者、医学博士、認知科学者。東日本国際大学教授。著書に「脳内麻薬」など。
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楽しく読める
2020/08/26 14:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もぐ - この投稿者のレビュー一覧を見る
書店でたまたまこの本を見つけ購入しました。笑ゥせぇるすまんファンの私は、表紙の喪黒福造だけでも読む前からすでにわくわく。そして肝心の内容ですが、これまで笑ゥせぇるすまんは、ただただ面白くて好きな作品として見ていました。ですがこの本を読んで、脳科学の専門家から見た笑ゥせぇるすまんはまた一味違うと言うか、そういう観点からこの作品を見る事も出来るのか!と新鮮でした。喪黒福造から心理やテクニックを学べるとはまさに目から鱗。改めて原作も見返してみたいなと思いました。
紙の本
コミックを題材にした脳科学
2020/02/26 18:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:E司書 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルは悪の脳科学としているが、決して悪ではなくコミックの主人公、喪黒福造の騙しと誘惑のテクニックを脳科学の観点から分析する一風変わったテーマ本。テーマに沿ってコミック本の題材をコミックとは違った観点からみているので思わずコミックの原作本もあらためて読みたくなる。巻末の藤子不二雄氏との対談も題材以外の作品が登場し、面白い。