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商品説明
電磁気学の入門書。量子論の発展する19世紀〜20世紀初頭の物理学者たちの興味深いエピソードなど、科学史的話題をもり込みながら、初学者向けにわかりやすく解説する。『パリティ』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
パリティの連載講座の単行本化。2018年4月号から2019年3月号までの連載を加筆・修正のうえ単行本化。
科学史的読みもの的要素の強い「電磁気学」の初等的解説書。古典的現象である電磁気学に量子論的な視点を入れ、電磁気学の発展を現代的視点で見直す。発見や理論的成熟の歴史をたどりながら電磁気現象についての解説を行い、現代物理へどうつながるかも示す。量子論の発展する19世紀から20世紀初頭の物理学者たちの他ではあまり見られないエピソードも記載。【商品解説】
目次
- 第1章 ファラデーの着想:力線の登場
- 第2章 ファラデーからマクスウェルへの道
- 第3章 マクスウェルの貢献
- 第4章 場の実在性と2 人の畸人
- 第5章 ベクトルポテンシャルは物理的に実在するか?
- 第6章 電子の登場:「場」と「粒子」の共存
- 第7章 世紀末の物理:量子論の夜明け
- 第8章 アインシュタインの登場
- 第9章 黒体輻射から遷移確率へ
- 第10章 ファインマンの経路和と量子の束縛
著者紹介
筒井泉
- 略歴
- 〈筒井泉〉東京大学原子核研究所助手などを経て、高エネルギー加速器研究機構・素粒子原子核研究所准教授。理学博士。おもな研究分野は場の量子論、量子基礎論。
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