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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/03/25
- 出版社: トランスビュー
- サイズ:20cm/278p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7987-0176-9
紙の本
現実を解きほぐすための哲学
著者 小手川 正二郎 (著)
性差、人種、親子、難民、動物の命…。社会の分断を生む5つのリアルな問題に対して、「自分の頭で考える」ために、何が必要か? 物の見方が変わる面白さを味わえる、「哲学すること...
現実を解きほぐすための哲学
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商品説明
性差、人種、親子、難民、動物の命…。社会の分断を生む5つのリアルな問題に対して、「自分の頭で考える」ために、何が必要か? 物の見方が変わる面白さを味わえる、「哲学すること」への入門書。【「TRC MARC」の商品解説】
★この書籍の小売店頭価格は、2400円+税です。
性差、人種、親子、難民、動物の命について――
いま、世界には社会の分断を生む問題が山積している。
こうした問題についての議論は、往々にして、それぞれの立場から非難の応酬になりがちだ。
では、意見の異なる人と対話し、世の中をより良くしていくためには、何が必要なのだろうか?
著者は、一人ひとりが「自分の頭で考える」こと、そして「かわるまでわかる」ことが大切だと説く。
網の目のように複雑にからまった現実を、どのように解きほぐすことができるのか。
それぞれの問題について、丁寧な思考の歩みを示していく。
哲学は、偉大な学者の言葉や思想をありがたがることではなく、現実に向き合うことから始まる。
本当の意味で考えるための入門となる一冊。
「考えることは、しんどい。
けれども、物の見方が変わる面白さを味わえる」
――古田徹也 氏(東京大学准教授)推薦!【商品解説】
目次
- 序章 「自分で考える」とはどういうことか?
- 経験から出発する――分析の手がかり
- 現実を解きほぐす――分析の手法
- 問いに身を晒す――分析の目標
- 第1章 性差――なぜ、哲学にフェミニズムが必要なのか?
- 男女平等についての「建前」と「本音」
著者紹介
小手川 正二郎
- 略歴
- 〈小手川正二郎〉1983年東京生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程修了。博士(哲学)。國學院大學文学部准教授。専攻はフランス近現代哲学、現象学。著書に「甦るレヴィナス」など。
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「哲学とは」
2020/06/26 08:10
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投稿者:いち - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書では、性差・人種・親子・難民・動物の命という5つのテーマを取り上げている。
著者は本書で「自分で考えるためには、最も手近な材料となるのは、自分の経験である」と述べている。何故なら「経験は自分のもの」だからである。自分の考えを発言しても相手から「大したことない」と思われることもある。しかしそれは「自分の考え方」であるため「自分にとっての哲学」である。
哲学は「偉大な思想家の言葉をありがたることでも、耳慣れない用語を使って浮世離れした話をすることでもない」ということを著者は述べている。
「哲学は自分の考えを伝えること」である。