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紙の本
山に立つ神と仏 柱立てと懸造の心性史 (講談社選書メチエ)
著者 松﨑照明 (著)
神を祀り天地の通路を探った古代人の憧憬は、高く太い柱を求め、さらに神仏の近くへと山に分け入った。岩、窟、湧水に神仏を感じ霊験を求める日本人。形としての山岳建築から、浄所へ...
山に立つ神と仏 柱立てと懸造の心性史 (講談社選書メチエ)
山に立つ神と仏 柱立てと懸造の心性史
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商品説明
神を祀り天地の通路を探った古代人の憧憬は、高く太い柱を求め、さらに神仏の近くへと山に分け入った。岩、窟、湧水に神仏を感じ霊験を求める日本人。形としての山岳建築から、浄所への畏敬と崇拝の心性を読み解く。【「TRC MARC」の商品解説】
柱を立てるとはどういう行為だったのか。神を祀り天と地の通路を探った古代人の憧憬は、高く太い柱を求め、やがて神仏の近くへと山に分け入っていく。
山中に見出される聖なる岩座、そこに建てられる堂舎は懸造と呼ばれ、人々が観音や権現に伏し、籠もり、苦修錬行する拝所となる。
岩、岩窟、湧水に神仏を感じ霊験を求める日本人、形としての山岳建築に、浄所への畏敬と崇拝の心性を読む。【商品解説】
目次
- 第一章 遙拝すること・立てること――神を祀る柱
- 第二章 山の浄所に籠もる浄行僧
- 第三章 懸造という名称の由来
- 第四章 岩座と湧水信仰の建築
- 第五章 仏堂と社殿の重層空間――神仏混淆の中の礼堂
- 第六章 祀り拝む場のすつらえ
- 第七章 近世懸造の姿はどう変わったか
著者紹介
松﨑照明
- 略歴
- 〈松崎照明〉福島県生まれ。金沢美術工芸大学・東京家政学院大学客員教授。博士(工学)。一級建築士。専門は日本建築史意匠。著書に「日本の国宝建築が知りたい。」など。
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