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商品説明
【読売文学賞随筆・紀行賞(第72回)】何と言っても、いい役者。面白い、愉しい役者。ある時代の、人の世の花だった−。躍動する戦後歌舞伎の展開を背に、39年間の交流と葛藤を綴った迫真の名エッセイ集。雑誌、雑誌掲載記事に書き下ろしを加えて書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
何と言ってもいい役者だった
面白い、愉しい役者だった
ある時代の、人の世の花だった――
戦後歌舞伎史のなかでの39年の交友を綴った珠玉のエッセイ
目次より
Ⅰ 十八代目勘三郎
勘三郎の死/まぼろしの還暦の『助六』/一期一会にあらず/ナミノは二人/汝は旅人
Ⅱ 劇場群像――追悼・追憶賦
七世中村芝翫/四世中村雀右衛門/河竹登志夫/草森紳一/永山武臣/三島由紀夫/六代目歌右衛門
Ⅲ 舞台回想
風、楼に満つ〟時代/歌舞伎座が意味するもの/戦後歌舞伎の円朝物と円朝劇/『切られお富』の記憶/道行と五・六段目の記憶
Ⅳ 書架散見
Ⅴ 倫敦戯場漫歩
【商品解説】
著者紹介
中村 哲郎
- 略歴
- 〈中村哲郎〉1942年山梨県生まれ。演劇批評家にして研究者。シアター・ゴーアーの代表的な一人。創立時の国立劇場に勤務。「西洋人の歌舞伎発見」で芸術選奨新人賞、「歌舞伎の近代」で河竹賞を受賞。
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