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紙の本
はたらく細胞BLACK 7 (モーニングKC)
著者 原田 重光 (原作),初嘉屋 一生 (漫画),清水 茜 (監修)
体はうつ状態からなんとか立ち直らんとし、これまでの不摂生を悔やみ、ついに健康に対して前向き。しかし無情にも、体の片隅で、エラーを起こした細胞たちは増え続けていた――。がん...
はたらく細胞BLACK 7 (モーニングKC)
はたらく細胞BLACK(7)
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:5,555円(50pt)
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商品説明
体はうつ状態からなんとか立ち直らんとし、これまでの不摂生を悔やみ、ついに健康に対して前向き。しかし無情にも、体の片隅で、エラーを起こした細胞たちは増え続けていた――。
がん編、開幕。『はたらく細胞』哀愁と戦慄の大人版、第6巻。【商品解説】
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紙の本
そして目覚める日本人の死因第一のあの病気
2022/05/08 16:49
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投稿者:まいみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ようやく鬱を乗り越え自律神経のバランスが良くなってきたことにより免疫細胞たちも再び活性化していきます。が、様々な病を経験してきた体にとうとうがんが襲い掛かります。
今まで体が喫煙していたことは何度も表現されてきましたが、そのツケのようにがん細胞が5cmものがんとなって現れます。以前からちょくちょく出てきていた肺の細胞もがん細胞になり、その死闘の末にまた今まで苦楽を共にしてきた赤血球たちにも多くの犠牲者が出ます。
肺で逝った彼の彼らしい気がよくて静かな最期と、絶望していたけれど再び希望を持った彼の死を惜しみ体を応援する終わり方は悲しいですが見所となってます。
エラーとして体の中で生きる場所はなく、破壊を続けながらも生きたいと願うがん細胞の姿と、戦うことをあきらめないと宣言しつつも根絶が無理なら生きるために共存して見せると返した赤血球の姿は生きるため全てを破壊するがん細胞の姿と対比的です。
いつも通りシリアスなシーンばかりの7巻ではありますが、ただでさえ少ない毛が抜けるのを迫真の顔で嘆く毛母細胞達の姿はむしろ安心感さえありますし、最後彼らが少しだけ報われる姿は今巻最大の癒しでしょう。