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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/12/26
- 出版社: 紀伊國屋書店
- サイズ:19cm/457p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-314-01179-2
読割 50
紙の本
囚われし者たちの国 世界の刑務所に正義を訪ねて
大量投獄、人種間の不平等、抑止効果という幻想。受刑者の社会復帰支援に携わる著者は、アメリカが世界に輸出した刑務所システムに疑問を抱き、世界9か国の刑務所を訪ねた−。司法と...
囚われし者たちの国 世界の刑務所に正義を訪ねて
囚われし者たちの国――世界の刑務所に正義を訪ねて
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商品説明
大量投獄、人種間の不平等、抑止効果という幻想。受刑者の社会復帰支援に携わる著者は、アメリカが世界に輸出した刑務所システムに疑問を抱き、世界9か国の刑務所を訪ねた−。司法と正義のあるべき姿を追うルポルタージュ。【「TRC MARC」の商品解説】
「何かがひどく間違っている」
終身刑制度と死刑制度をともに有し、世界で最も多くの人を、ことに貧しい人々を収監している国、アメリカ。世界に輸出されたこの「大量投獄」というシステムはしかし、失敗ではないのか? 刑事司法を専門とする大学で教えるかたわら、収監者への高等教育と社会復帰支援活動に携わる著者は、再犯率が6割を超えるアメリカの刑務所制度に疑問を抱き、世界の刑務所を見てまわることにした――
ルワンダではジェノサイドの被害者と加害者が対話する更生プログラムに立ち会い、ウガンダでは囚人に向けた文章創作教室を自ら開くほか、過去に獄中で巨大犯罪組織が生まれたブラジルの超重警備刑務所や、オーストラリアの民間に委託された刑務所、そして、アメリカと対極にある開放型のノルウェイの刑務所など世界9か国を訪ね歩く。
刑務所とは更生施設なのか、懲罰施設なのか。
贖罪とは、許しとは何か。
さまざまな問いを投げかける、他に類をみないルポルタージュ。
復讐と和解――ルワンダ ■ 謝罪――南アフリカ ■ 鉄格子の中の芸術――ウガンダ、ジャマイカ ■女性と演劇――タイ ■ 独房監禁と超重警備刑務所――ブラジル ■ 民間刑務所――オーストラリア ■社会復帰支援――シンガポール ■ 正義?――ノルウェイ(目次より)【商品解説】
目次
- 【目次】
- 第1章 復讐と和解――ルワンダ
- 第2章 謝罪――南アフリカ
- 第3章 鉄格子の中の芸術――ウガンダ、ジャマイカ
- 第4章 女性と演劇――タイ
- 第5章 独房監禁と超重警備刑務所――ブラジル
- 第6章 民間刑務所――オーストラリア
- 第7章 社会復帰支援――シンガポール
- 第8章 正義?――ノルウェー
- 謝辞
著者紹介
バズ・ドライシンガー
- 略歴
- 〈バズ・ドライシンガー〉ニューヨーク市立大学ジョン・ジェイ・カレッジ・オブ・クリミナル・ジャスティス英語学部教授。受刑者に大学教育の機会を提供する社会復帰支援プログラムの創設者。
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