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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2020/11/11
- 出版社: 知泉書館
- サイズ:20cm/372,13p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-86285-323-3
- 国内送料無料
紙の本
キリスト教思想史の隠れた水脈 フィオーレのヨアキムからニーバーへ
著者 安酸 敏眞 (著)
無名の思想家に光をあて、知られざる思想上の貢献を紹介。またレッシングやトレルチ、ニーバーなど周知の思想家についても、見過ごされてきた側面に注目し、思想史上の新たな意味を掘...
キリスト教思想史の隠れた水脈 フィオーレのヨアキムからニーバーへ
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商品説明
無名の思想家に光をあて、知られざる思想上の貢献を紹介。またレッシングやトレルチ、ニーバーなど周知の思想家についても、見過ごされてきた側面に注目し、思想史上の新たな意味を掘り起こす。【「TRC MARC」の商品解説】
キリスト教思想では,アウグスティヌスやトマスなど主要な研究対象になる思想家もいれば,フィオーレのヨアキムやクラウゼのようなあまり知られていない思想家もいる。
本書は無名の思想家に光をあて,知られざる思想上の貢献を紹介し,またレッシングやトレルチ,ニーバーなど周知の思想家についても,見過ごされてきた側面に注目し,思想史上の新たな意味を掘り起こす。本書で考察する7人の著作家の位置づけ,その特徴と系譜を独自の視点から結び合わせ,そこに潜んでいる隠れた連関を浮かび上がらせて,新たな思想史を提示する。
著者の研究の出発点であるラインホールド・ニーバーを通してフィオーレのヨアキムに出逢い,またトレルチ研究によりトレルチ『社会教説』のニーバー兄弟への強い影響を確認するとともに,トレルチがセバスチャン・フランクのスピリチュアリスムスに注目しているのに喚起され,フランクを将来の研究課題とした。またシュライアマハーとトレルチは,19世紀ドイツの学問的神学の第一走者と最終走者として重要なカウンターパートであったことを明らかにする。さらにレッシングのスピノザ的汎神論への興味からクラウゼの万有在神論の概念に出合い,そしてフランクとレッシング,クラウゼが一本の線でむすばれた。
著者の広範な関心と独自の知見が,読者をキリスト教思想の新たな魅力に誘う注目の一書である。【商品解説】
目次
- 第一章 思想史の裏街道
- 一 思想史とは何か
- 二 〈表街道〉と〈裏街道〉の違い
- 三 思想史の隠れた水脈
- 四 ホモ・ヴィアトール(旅する人)
- 五 轍の跡を振り返って
- 六 レッシングから波及・連鎖する探求の旅
- 七 「ヘン・カイ・パーン」の地下水脈
- 八 キリスト教思想史の隠れた水脈
- 九 思想史を「旅する人」
著者紹介
安酸 敏眞
- 略歴
- 〈安酸敏眞〉1952年生まれ。京都大学大学院博士課程およびヴァンダービルト大学大学院博士課程修了。Ph.D.。京都大学博士(文学)。北海学園大学学長。著書に「欧米留学の原風景」など。
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