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商品説明
大正から昭和にかけて、絵師、彫師、摺師の協同作業によって製作された木版画「新版画」。その初期から関わり、戦後の衰退期にも作品を発表し続けた笠松紫浪の新版画の全貌を紹介する。令和3年2〜3月に開催の展覧会図録。【「TRC MARC」の商品解説】
笠松紫浪(1898~1991)は、大正から昭和にかけて活躍した絵師です。鏑木清方に入門して日本画を学び、大正8年(1919)、版元の渡邊庄三郎から新版画を刊行しました。その後、昭和7~16年(1932~41)には、モダンな東京の街並みや温泉地の風情を淡い色彩で表現した新版画を、数多く制作しています。戦後は渡邊庄三郎から離れ、昭和27~34年(1952~59)、芸艸堂から版画作品を刊行しました。新版画の初期から関わり、戦後になっても精力的に版画を制作し続けたという意味で、紫浪は「最後の新版画家」であると言えるでしょう。【商品解説】
著者紹介
笠松 紫浪
- 略歴
- 〈笠松紫浪〉明治31〜平成3年。東京市生まれ。新版画家。鏑木清方に日本画を学び、大正8年から新版画を刊行。
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