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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/03/12
- 出版社: 日経BP
- サイズ:19cm/183p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-296-10898-5
読割 50
紙の本
富岳 世界4冠スパコンが日本を救う 圧倒的1位に輝いた国産技術の神髄
スーパーコンピューター富岳は日本の技術で世界一に立った。そしてその技術のベースになったのが先代のスーパーコンピューター「京」だった。事業仕分けから富岳に至るまでの日本と世...
富岳 世界4冠スパコンが日本を救う 圧倒的1位に輝いた国産技術の神髄
富岳 世界4冠スパコンが日本を救う 圧倒的1位に輝いた国産技術の神髄
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商品説明
スーパーコンピューター富岳は日本の技術で世界一に立った。そしてその技術のベースになったのが先代のスーパーコンピューター「京」だった。事業仕分けから富岳に至るまでの日本と世界のスパコン開発競争を振り返る。【「TRC MARC」の商品解説】
「2位じゃだめなんでしょうか」
このあまりにも有名な発言をきっかけに頓挫しかけた日本のスーパーコンピューター事業。紆余曲折のあげく完成したスパコン「京(けい)」は見事世界一を勝ち取った。しかし、それから約10年、スパコンのトップ争いは米中の独擅場となっていた。
「富岳(ふがく)」は「京」のスピリットと技術を受け継ぐ国産スパコンとして2020年に登場した。そしてスパコンの性能ランキング4つのすべてで2位に倍以上もの大差を付けて圧倒的1位となったのだ。スパコン史上、性能ランキングすべてで同時に1位になったのは富岳だけだ。
この10年間でスパコンの重要性は急激に高まった。特に人工知能の台頭など、計算力が国力に直結する時代がやってきたのだ。富岳の実力の一端は、コロナウイルスの飛沫のシミュレーションで知られるようになったが、本当の活躍はこれからだ。知られざるスパコンの世界を本書ではわかりやすく紐解いていく。
【商品解説】
目次
- 第1章 コロナ禍の「秘密兵器」、富岳登場
- 第2章 「2位じゃだめなんでしょうか」が残したもの
- 第3章 富岳、世界初「スパコン4冠」への軌跡
- 開発者インタビュー
- 国家プロジェクトだから実現できたーー理研・松岡聡センター長
- ベンチマークでの1番にはこだわらないーー理研・石川裕プロジェクトリーダーが貫いた理想
- 世界一で性能を証明できて本当によかったーー富士通・清水俊幸プリンシパルエンジニア
- 第4章 省電力スパコンで世界一、ベンチャー2社の明暗
- 第5章 量子コンピューターの衝撃
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