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商品説明
「コミンテルンが東アジアに戦乱を呼び込んだ」「特高の取り締まり対象は左翼より右翼」「“条約派”と“艦隊派”の対立という悲劇」…。昭和史の真実を描き出す。客観的な歴史認識が身につく渡部昭和史。〔「本当のことがわかる昭和史」(2015年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
なぜ日本人は戦争を選ばざるをえなかったのか。
終戦から70年以上が過ぎて、各国の非公開資料が公開されるようになった。
例えば、ノモンハン事件で日本軍は大敗したとされていたが、ソ連崩壊後に公開された記録では、日本軍の戦車の損失は29台、飛行機の損失が179機。ソ連の損失は、戦車・装甲車両が800台以上、飛行機の損失が1673機となっている。
ほかにもマッカーサー元帥は、1951年5月、上院軍事・外交合同委員会で、
「彼ら(日本)が戦争に飛び込んでいった動機は、大部分が安全保障の必要に迫られてのことだったのです」
と証言している。詳細は、本書400ページ。
「戦争をしたがる日本人が馬鹿な戦争を始め、彼らのせいで罪なき日本人が戦地で無残な死を遂げ、空襲で焼かれ、ついには原爆を落とされて負けた」というような、一方的な話でなく、あの当時、相手側が何をし、なぜ日本は敗戦に至ったのかを知らなければ、歴史の教訓は得られないだろう。
『本当のことがわかる昭和史』を改題。【商品解説】
軍官僚の派閥抗争、コミンテルンの暗躍、人種差別への憤り……「些細なこと」が歴史を変えた。昭和史の真実を描き出す著者渾身の決定版。【本の内容】
軍官僚の派閥抗争、コミンテルンの暗躍、人種差別への憤り「些細なこと」が歴史を変えた。昭和史の真実を描き出す著者渾身の決定版。【本の内容】
著者紹介
渡部昇一
- 略歴
- 上智大学名誉教授
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