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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/05/27
- 出版社: 日経BP日本経済新聞出版本部
- レーベル: 日経文庫
- サイズ:18cm/271p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-532-11439-8
読割 50
紙の本
資源の世界地図 (日経文庫)
著者 飛田 雅則 (著)
レアメタル独占の中国、石油需要減に怯えるサウジ…。各国が脱炭素社会を目指す中で、石油や鉱物など資源を巡る動きがどうなるかを、新聞記者の目線でまとめる。カーボンゼロを宣言し...
資源の世界地図 (日経文庫)
資源の世界地図
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商品説明
レアメタル独占の中国、石油需要減に怯えるサウジ…。各国が脱炭素社会を目指す中で、石油や鉱物など資源を巡る動きがどうなるかを、新聞記者の目線でまとめる。カーボンゼロを宣言した後の日本の動きも取り上げる。【「TRC MARC」の商品解説】
●菅首相の脱炭素化宣言
菅首相が、2050年までに温室効果ガスをゼロにする方針を打ち出した。これを受けて、各業界・企業は急激に動き出した。あと30年で何ができるのか。現場記者が日本・世界の最新の動向を追う。
●EUで始まったグリーンリカバリーが世界のスタンダードに
コロナ禍で外出が制限された20年の3~5月。イタリア・ベネチアの海が浄化され、インド・デリーの大気汚染が解消されたというニュースを聞いた人も多いだろう。EUではもともと環境規制が厳しかったが、これを契機に、脱炭素化を一気に進めようという機運が高まっている(これをグリーンリカバリーという)。そうなるといよいよ再生可能エネルギーの時代となるわけだが、再生エネの基幹部品に使われるレアアースやレアメタルなど鉱物資源の重要さが高まる。この「資源争奪」争いから一歩も二歩もリードしているのが中国である。
国連のSDGsの発表もあり、グリーンリカバリーの流れは世界に広がるだろう。石油に依存してきたサウジほか中東諸国は、「普通の国」になるべく努力をはじめ、アフリカは資源の戦場と化す。米国もバイデン大統領が、パリ協定への復帰を皮切りに脱炭素社会への道に舵を切る。
本書は資源・エネルギーをテーマに、現状を手っ取り早く理解するための基本書。これらの動きが、新しい地政学リスクを引き起こす事情も見えてくる。【商品解説】
目次
- 第1章 脱炭素でコロナ不況に挑む世界
- 第2章 資源争奪で優位にたつ中国
- 第3章 サウジのジレンマ
- 第4章 ロシアは生き残れるのか
- 第5章 アフリカの不都合な真実
著者紹介
飛田 雅則
- 略歴
- 〈飛田雅則〉1976年生まれ。京都大学大学院法学研究科修士課程専修コース修了。日本経済新聞社金融財政事情研究会・市場ユニット部次長。
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