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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/06/22
- 出版社: 日経BP日本経済新聞出版本部
- サイズ:19cm/263p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-532-32410-0
読割 50
紙の本
日本“式”経営の逆襲
著者 岩尾 俊兵 (著)
経営手法とその手法を生みだす知の体系、経営技術。日本の経営技術は優れているのに、どうして「アメリカはすごい!」となってしまうのか。日本に蔓延する根拠のない自信喪失感を払拭...
日本“式”経営の逆襲
日本“式”経営の逆襲
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商品説明
経営手法とその手法を生みだす知の体系、経営技術。日本の経営技術は優れているのに、どうして「アメリカはすごい!」となってしまうのか。日本に蔓延する根拠のない自信喪失感を払拭し、日本の経営技術の強みを明らかにする。〔「日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか」(光文社 2023年刊)に改題増補改訂〕【「TRC MARC」の商品解説】
「世界標準の経営理論」というけれど、リーンもアジャイルも「両利きの経営」も源流はすべて日本――でもなぜアメリカに勝てないのか?
本書は、古き良き日本の素晴らしさを語って、現実の厳しさを忘れようとするものではない。すなわち、日本企業の素晴らしさを一方的に語ることを目的にしてはいない。もちろん日本企業は最近いわれるほど遅れてはいないし、遅れているとばかり認識する弊害も多い。しかしその一方で、日本の産官学が反省すべき点は確実にある。
ひとつには「コンセプト化」に阻害要因が存在してきたという弱みである。
日本の産官学が持つこれらの弱みがいかなるデメリットを生んだのか、またこうした弱みを克服することでどのような実際的なメリットがあるのか、日本の産官学の反省点は何か、については本書の後半で詳細に考えていく。
コンセプト化・パッケージ化が弱かったのは日本企業だけではなく、筆者含めた研究者や、日本政府も同様である。ようするに日本の産官学全体の問題であった。この点も、現状で思いつく限りの処方箋らしきものを本書において探索していく。本書は、こうした反省によって未来を切り開こうとする、未来志向の本である。【商品解説】
目次
- 序章 日本の経営をめぐる悲観論は正しいのか
- 第1章 逆輸入される日本の経営
- 第2章 実践一辺倒の日本、コンセプト化のアメリカ
- 第3章 経営技術をめぐるグローバル競争時代を生き抜くために
- 第4章 長年にわたる日本企業の強みもメイド・イン・アメリカに?
- 第5章 最新シミュレーションで日本の経営技術をよみがえらせる
- 第6章 コンセプト化とグローバル競争の先にある未来
著者紹介
岩尾 俊兵
- 略歴
- 〈岩尾俊兵〉平成元年佐賀県生まれ。東京大学大学院経済学研究科マネジメント専攻博士課程修了。同大学博士(経営学)。慶應義塾大学商学部専任講師。著書に「イノベーションを生む“改善”」がある。
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