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商品説明
「支那学」の司令塔、史学研究「京都学派」の鼻祖、創立者の一人として知られる内藤湖南。中国での「湖南研究史」を整理し、中国における湖南の評価や問題点などを解明。それらを踏まえて、湖南の思想を解析、評価を試みる。【「TRC MARC」の商品解説】
本書の目的は単に内藤湖南の評価や批判にとどまらず、湖南の中国認識や、中日文化関係の構想を問うことによって、新たな自己認識を形成し、湖南の射程を乗り越えて「多文化共存・共生」を再思考する契機にすることにある。グローバル時代が普遍化する中で、いまなお「一国重視主義」が絶えることなく湧き上がってくる状況下において、「多文
化共存・共生」の有り方を将来的に展望するにあたって、建設的な思考を鍛え何が我々に求められているかを再確認する必要がある。【商品解説】
目次
- 序章
- 第1章 内藤湖南の略歴と研究活動
- 第1節 生い立ちと人物像
- 第2節 湖南の学問形成
- 第3節 多彩な勤務時代
- 第4節 中国の実感−旅と中国知識人との筆談
- 第2章 中国における内藤湖南研究の動向
- 第1節 中国における湖南研究の嚆矢(1930年代−70年代)
- 第2節 学術研究の復興と湖南研究(1980年代−現在)
- 第3節 中国における「唐宋変革説」研究の現状
著者紹介
于 伝鋒
- 略歴
- 于 伝鋒(Y’u Chuan F?ng)1980 年生まれ、中国山東省出身。山東大学(威海校)、北京師範大学日本語学科を経て、煙台大学日本語学科に勤める。2016 年来日、2019 年 北海商科大学博士号取得。現在煙台大学日本語学科勤務中。日本語学、日本文化及び中日文化交流史。日本語教科書、翻訳書など複数出版されている。
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