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商品説明
日米対立は日露戦争後に始まった、国民は戦艦大和を知らなかった、アメリカの標的はドイツだった、戦争を熱望したのは新聞だった…。「虚飾」と「誤解」にまみれた太平洋戦争の真実に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
太平洋戦争は戦後教育の中で、こういうふうに教えられてきた。
「軍部が暴走して勝手に戦争を始めてしまった」
「国民はそれに巻き込まれて大変な思いをした」
「軍国主義だった日本が、自由主義の英米に無謀な戦いを挑み敗れた」
しかし、これらの見方には大きな誤解がある。
戦前の日本では、むしろ国民は軍部の後押しをするような面が多分にあったし、また日本は必ずしも軍国主義一辺倒ではなく、当時の世界的に見れば、かなり自由な国だった。英米にしろ、「世界の自由を守るため」に戦ったわけでは決してなく、自国の立場や利益を守るために戦ったのである。
終戦70年を迎える現在でも、太平洋戦争には様々な誤解と虚飾が渦巻いている。はたして、あの戦争はなんだったのか、数々の誤解をときあかし、太平洋戦争の真実の姿に迫る!
※本書は2015年8月に小社より刊行した書籍を文庫化したものです。【商品解説】
著者紹介
武田 知弘
- 略歴
- 1967年生まれ、福岡県出身。出版社勤務などを経て、フリーライターとなる。歴史の秘密、経済の裏側を主なテーマとして執筆している。主な著書に『ナチスの発明』『戦前の日本』『大日本帝国の真実』『大日本帝国の発明』『福沢諭吉が見た150年前の世界』(ともに彩図社)、『ヒトラーの経済政策』『大日本帝国の経済戦略』(祥伝社新書)等がある。
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