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紙の本
ドリトル先生の月旅行 新訳 (角川文庫)
何者かに呼ばれ、ついに月までやってきたドリトル先生たち。行く先々で出会うのは、巨大カブトムシに巨大コウノトリ、そして不気味な巨人の足跡。みんな、なぜか隠れてこちらを見張っ...
ドリトル先生の月旅行 新訳 (角川文庫)
新訳 ドリトル先生の月旅行
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商品説明
何者かに呼ばれ、ついに月までやってきたドリトル先生たち。行く先々で出会うのは、巨大カブトムシに巨大コウノトリ、そして不気味な巨人の足跡。みんな、なぜか隠れてこちらを見張っている。やがて先生たちまで巨大化して…。〔アスキー・メディアワークス 2013年刊の改訂〕【「TRC MARC」の商品解説】
はじめての方も、おかえりなさいの方も。ドリトル先生との旅へ、一緒に出かけましょう!――斉藤壮馬(声優)さん推薦!
動物と話せるお医者さんが巨大化? 絶体絶命の第8巻!
新訳&挿絵付
装画・挿絵:ももろ
●あらすじ
何者かに呼ばれ、ついに月までやってきた先生は、オウムのポリネシア、サルのチーチー、トミー少年と調査に乗り出す。行く先々で出会うのはとんでもなく大きな動植物たち――巨大カブト虫や巨大コウノトリ、そして不気味な巨人の足跡。みんな、なぜかこそこそ隠れてこちらを見張っています。先生を呼んだのはいったい誰? やがて先生たちまで巨大化して…!? 絶体絶命×史上最大のピンチが訪れる、名作新訳シリーズ第8巻!
●新訳のここがポイント!
「ドリトル先生」といえば、先行の井伏鱒二訳(岩波文庫)を思いうかべる方も多いかと思いますが、あちらは1951~79年にかけて出版されたもので、時代の制約もあったせいか、原文どおりに訳されていないところも多くあります。ですが、本作ではそうした点をすべて改めています。
・ダブダブが焼くおやつが先行訳では「パン」だが、正しくはイングリッシュ・マフィンであるため、新訳では「マフィン」に。
・ガブガブの好物は先行訳では「オランダボウフウ」だが、正しくは「アメリカボウフウ」。新訳ではこれを英文そのままの「パースニップ」に。
・世にもめずらしい動物pushmi-pullyu(頭が二つある動物)は、先行訳では「オシツオサレツ」だが、新訳では「ボクコチキミアチ」に。
などなど、イギリスの文化背景を知っていないと正しく訳せないくだりが今の日本語で美しく訳されています。【商品解説】
目次
- 第一章 新世界に着陸
- 第二章 色とにおいの国
- 第三章 渇き!
- 第四章 英雄チーチー
- 第五章 月の平原で
- 第六章 月の湖
- 第七章 巨人の足あと
- 第八章 歌う木
- 第九章 植物のことばの研究
- 第十章 月のマゼラン
著者紹介
ヒュー・ロフティング
- 略歴
- 1886年生まれ。イングランド人の父とアイルランド人の母を持つイギリス人。第一次世界大戦では西部戦線で戦い、けがをした軍用馬が治療も受けずに銃殺されるさまに心を痛め、動物のことばが話せて動物を助けるジョン・ドリトル先生の物語を自分の二人の子どものために書きはじめる。1923年、シリーズ第2弾の『ドリトル先生航海記』でニューベリー賞を受賞。アメリカに移住したため、アメリカ人作家としてのイメージが強い。1947年没。
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