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紙の本
言語的思考へ 脱構築と現象学 (講談社学術文庫)
著者 竹田 青嗣 (著)
デリダやヴィトゲンシュタインらの思索によってかえって「謎」と化してしまった言語の本質を現象学的方法によって解明。ポストモダン思想の限界を乗り越え、21世紀哲学の開幕を告げ...
言語的思考へ 脱構築と現象学 (講談社学術文庫)
言語的思考へ 脱構築と現象学
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商品説明
デリダやヴィトゲンシュタインらの思索によってかえって「謎」と化してしまった言語の本質を現象学的方法によって解明。ポストモダン思想の限界を乗り越え、21世紀哲学の開幕を告げた画期の書。【「TRC MARC」の商品解説】
ポストモダン思想の限界を乗り越えよ!
デリダやヴィトゲンシュタインによってかえって「謎」と化してしまった言語の本質を、現象学的方法によって解明。「原理」を提示し、人間的・社会的課題に向き合うことで認識の「普遍洞察性」(共通了解の普遍性)に近づいていくという哲学的思考のエッセンスは、こうして再興される。
著者年来の思索を集約し、来たるべきテーマを予示する、記念碑的名著。
* * *
[目次]
1章 現代の反形而上学――『声と現象』のマニフェスト
(ヨーロッパ思想の自己克服/脱構築的マニフェスト/根源概念の禁止/エクリチュールと主体の死)
2章 デリダ的脱構築と懐疑論
(「純粋自我」の逆説/懐疑論の本質/差延と超越性)
3章 「現象学的」言語理論について
(形而上学の解体/言語ゲーム/「言語」の現象学/ハイデガーの言語意味論)
4章 エクリチュールと「作家の死」
(言語の信憑構造/言語の「意味」とは何か/エクリチュールの構造/文学テクストの本質)
5章 一般言語表象
(一般言語表象と言語の多義性/指示理論について)
6章 「意味」の現象学
(「意味」の存在論/「発語」の現象学/規則のパラドクス)
7章 「正義」のパラドクスと「否定神学」
(否定神学/正義のパラドクス/倫理の現象学)
終章 現代的「超越項」
(「語りえないもの」の複数性/現代的「超越項」について)
あとがき
学術文庫版へのあとがき
【商品解説】
目次
- 1章 現代の反形而上学――『声と現象』のマニフェスト
- (ヨーロッパ思想の自己克服/脱構築的マニフェスト/根源概念の禁止/エクリチュールと主体の死)
- 2章 デリダ的脱構築と懐疑論
- (「純粋自我」の逆説/懐疑論の本質/差延と超越性)
- 3章 「現象学的」言語理論について
- (形而上学の解体/言語ゲーム/「言語」の現象学/ハイデガーの言語意味論)
- 4章 エクリチュールと「作家の死」
- (言語の信憑構造/言語の「意味」とは何か/エクリチュールの構造/文学テクストの本質)
- 5章 一般言語表象
- (一般言語表象と言語の多義性/指示理論について)
著者紹介
竹田 青嗣
- 略歴
- 1947年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。明治学院大学国際学部教授、早稲田大学国際教養学部教授を経て、現在、大学院大学至善館教授、早稲田大学名誉教授。哲学者、文芸評論家。著書に『現象学入門』(NHKブックス)、『人間の未来』(ちくま新書)、『完全解読 カント『純粋理性批判』』(講談社選書メチエ)、『欲望論』1・2(講談社)、『超解読! はじめてのヘーゲル『法の哲学』』(西研との共著、講談社現代新書)などがある。
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