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商品説明
君の腕はいつでも少し浅黒く染みこんでいる夏を切る風 鍵盤にとても優しく触れたなら届くでしょうか私の鼓動 白魚の天麩羅嚙めば小さけれど意思あるものの脂の味す 歌集。【「TRC MARC」の商品解説】
猫を見送るとき、命を小舟に乗せて押し出すような感覚を覚えた。手を離すのはとても悲しい瞬間だが、命も言葉も見続けてさえいれば、ずっと光り続けてくれるのだと猫を喪って知った。小舟の航跡に光あれ。【商品解説】
著者紹介
立花 開
- 略歴
- (たちばな はるき)1993年生まれ。「まひる野」所属。2011年、高校在学中に「一人、教室」50首で第57回角川短歌賞を最年少で受賞。
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