紙の本
ネコやトラでも組織で生きられる時代に
2022/01/10 22:05
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けいちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分自身のキャリアを考えたときに漠然とですが、組織のイヌやライオンには向いていないと思っていたので、組織のネコやトラとしての働き方は目から鱗でした。
「組織のネコ度チェックリスト」は満点でした。これからは組織のトラになれるようがんばります。
「組織のトラの共通特性」という具体的な目標ができたので、今は組織のネコの人でもがんばれるという意味でとてもよい本です。
あとは、「ネコ・トラが生息しやすい環境のつくり方」にあるようなことを、組織側ができるかどうか。
これから組織のあり方も変わっていく時代にあたって、個人のキャリアや組織のあり方を考えるために、重要な一冊です。
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組織の中でも、自由に働く。
組織で働く人を、4タイプの動物にたとえて説明。
・組織のイヌ:自分の意志よりも社命を優先
・組織のネコ:ときに社命よりも自分の意志を優先
・組織のトラ:ネコの進化系。社命より使命
・組織のライオン:群れを統率
自分がこの中のどのタイプかを知り、自由に働くことを目指すします。
組織のトラは、私の周りにもいますね。
なるほど。
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この本を読むに、私は間違いなくネコである。
使命を果たすためであれば彼我の肩書や役割に関わらず意見具申し、与えられた業務の外であっても必要と思えばためらわずに手を動かす。自分の仕事を正確に伝えることにいつも難儀し、フラットな組織を好む。権威筋からの意見を盲信せず必ず自分で一考し、存在理由がわからないルールについては腹落ちするまでその意義を問う。同調圧力が大嫌いで、自由にやらせてもらう代わりに打率を上げる方法を常に考える。アジャイル開発を好み、相手のメリットも考える。
実際、ネコ度を確かめるチェックリストにも10問中8問は当てはまってしまった。
おかげで組織からは浮いているし、メインストリームの流れには乗れてはいないけど、仕事は充実している。
元々、佐々淳行さんが語っていた話だが「何になったかではなく、何をしたか」が仕事人生の充実度を測る尺度だと考えていたが、同じような仕事人生を送っている人に出会えた感じがして嬉しい。
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どうも自分は、イヌではないらしい。でも、ネコにもなりきれていない。これを読んでもっと外の人とも仕事したいと思った。自分の使命をもって、楽しく仕事したい。まずは組織のネコになるぞ。
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自分はネコだろうなとは思っていました。
トラ、ライオン、イヌとネコの関係性。職場の人たちを当てはめると面白い。
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組織の中でのさまざな働き方について書いてあります。
特に、組織の中にいながら自由であるのに、パフォーマンスが高い「トラ」リーマンの生態が中心的に書いてあります。
現在、組織で働きながらも、働き方にモヤモヤを感じている人におすすめの本です。
組織に属する人を、組織の中央を志向し、パフォーマンスが高い「ライオン」、中央を志向するが、パフォーマンスは低い「イヌ」、組織にいながら自由で、パフォーマンスは高い「トラ」、自由だがパフォーマンスは低い「ネコ」に分類し、その生態について考察しています。
高度成長期には、ライオン、イヌだけで問題なく組織はまわっていました。しかし、高度成長期の成功モデルが賞味期限が切れ、多様な価値を新たに生み出すことが求められるようになりました。そこで、相対的に存在感を増してきたトラ、ネコの生態、働き方を紹介しています。将来的には「トラ」を目指す人たちに対して、まずは「ネコ」になりましようと書いてあります。
「トラ」になるのは難しいでしょうが、私は間違いなく隠れ「ネコ」だと感じました。
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働き方における加減乗除という考え方、
人材を起承転結でグルーピングする考え方、
それぞれ参考になった。
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自分はネコだよなぁと思いながら読んでみて、やっぱりネコでした(笑)群れるのは極力避けたいし、できるだけ自由にありのままでいたいというポイントが大きそうだ。
トラへの憧れはあるので、トラへの道を究めていくために、より「使命」の追求・ありたい姿を磨くことが必要だと感じた。
本書の中で得た金言は①「仕事は積み重ねではなく積み減らし」、②「組織再編のためには上位概念の書き換えが必要」、③「真面目は、真の顔=本性をありのままさらすことができる状態」の3つ。
①は積み上げてきたもの「で」勝負するのではなく、積み上げてきたもの「と」勝負しないと勝てないとも書かれていた。今までの経験は大事にしつつも、経験に囚われずに新たなチャレンジをし続けることが大切だと感じた。
②は「製造業」と認識していた企業を「サービス業」と再定義し直したことによる組織の変化が事例として挙げられていた。人は古い価値観に囚われがち(未知への変化を嫌う)なので、組織の再編を行おうと思ったら具体的な行動・結果の変化を求めるよりも、あるべき姿や存在意義を変更・明示してあげることで、自然と人々は変化していくかもしれない。
③は会社や上司の指示にそのまま従うことだけが真面目ということではなく、ありのままの状態で判断して行動することが本当の真面目ではないかという話。自分自身がどう思うかを考え、伝えられる環境を築くことも大切な要素だと思った。
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ツレがモショモショ言っているのを横目に読む。うん、あなたはこれだとネコだとおっしゃるのでしょうが、私から見るとイヌだと思いますよ。
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イヌが大多数の組織の中で変革を生み出せるのはトラであるということは興味深い内容だった
また、個人的には正解一択ではなく、OBラインを決めてもらった方が納得感はある
トラの働き方には憧れるが、自分がそこまでハイパフォーマーなのかはわからない…とりあえずイヌのふりしたネコからは脱却したと思っている
イヌも役割があるから、組織には全員そろっている状態、自由かつ規律ある調和を目指したい
イヌもネコ目というのが一番の衝撃
持
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日本型雇用が失われていく現代の中で、組織に所属しながら自己実現をしている著者(と同じ振る舞いをしている人達)の主張。
多様性の世の中といわれてるなか、組織の一部分にはこういう人がいる方が良いサービスの提供、新たな事業が生まれるんだなぁと感じた。
一方で、そういうのはギフテッドのような性質を持つ人に限られるのではと思った。
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ネコ、トラというのは視座高く働いている人のことなんですね。枝葉末節的な業務ではなく、そのプロジェクトとしてどこを目指しているかを自分の目標と一致させ、能動的に動いていく。
ルーティンワークが中心の人でもこと視点を持つことで働き方が変わるのではないでしょうか。とは言え会社にその土壌がないとストレスにはなりそう。
どのみち中期的に変革が求められる世の中でそういうスタイルの会社は長続きしさそうではあるので、外にネコ、トラタイプの方は外の世界に飛び込んだ方が良いかもですね。
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4つに
ライオン、トラ、イヌ、ネコ
と働き方の様相?を分けているのが面白かった。
この4つのライオンにはなれないし、イヌにはなりたくなし、これもなれないなと思った。
私は、自由に2番手3番手で
ついていくネコたいぷかなと思った。そして、それでいいんだと思える本
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☆ネコは組織には属していても、自分の意志があるので、ご主人のいうことを聞くかどうかは気分次第。
☆自由とは、わがまま好き放題ではなく、自分に理由があること。
☆決まりなので←何のため?→その目的ならこのルールである必要はない。
☆子ども達が80歳になった時に役立てる事業かどうか。子どもや孫たちが生きる世界を明るくする事業だけを選びたい。
☆お客さんに喜んでもらうため、自分の強みを磨いて価値を生み出すこと、に没頭するうちに実力がついていった
☆ネコからトラへのステップ 同じテーマで2000字のブログを50回書く!
☆出る杭を打つ社会から、出る杭に心打たれる社会へ!
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自分はネコかなと思って読んだら、はやりネコっぽいです。
おもしろい本でした。
ですが、「組織のネコという働き方」というよりは、「組織のトラを目指そう」という内容だったような気がします。
なので、トラの事例(実在する人物)が出てくる紹介が多く、それを読んでいたらちょっと疲れてしまいました。
私自身は若い頃はフリー(というか、ただのフリーター)として働いていたので、ある意味自分というプレイヤーを自分でマネジメントしながらやっていましたが、体力的なこともあって雇われになりました。この本ではトラやライオンを「パフォーマンス高め」と分類していましたが、その高いパフォーマンスを発揮する体力が、中年になってなくなってきてしまったことも雇われになった理由の一つだったりします。
「組織のネコとしてどう働くか」という内容を期待していたので、若干期待はずれでした。私はもうトラになるつもりがないので、できれば今の職場にしがみつきつつネコとして生きようかなと思っています。
この本は、企業のトップや人事担当者に読んで欲しいなと思いました。そうすると、だいぶみんな働きやすくなるんじゃないかと。本文にもありましたが、本当の公平ってみんな自分らしくできること、というのはまさにその通りだと思います。
あと、最近の大きめな組織のトップがざんねんなふるまいをしてトラブルになるケースはイヌな人がトップになってライオンのふりをしていたことによるものではないか、という指摘もなるほどと思いました。