【オンデマンドブック】神とつながる 魔法の呼吸カフェ

この十六年間、「魔法の呼吸」という呼吸法を広めて来ました。
最近のこと、講演会で「魔法の呼吸」のやり方を図で表して説明していた時、なるほど、三角形で説明すれば、よりわかりやすいな」と気づくことができました。何度か講演会の場で、三角形を使った説明をしていた時、スマホで「ピラミッド」を検索してみたのです。
ご存知のように、ピラミッドはただの三角形ではありません。正しくは四角錐です。四角錐とは底辺は四角形ですが、横から見ると三角形。三角形の特徴とは、どんなに底辺が大きくても頂上は尖っていて、最終的には「ゼロ」集約ということになります。
ピラミッドの頂点には、「面積」が無いので「点・ゼロ」です。
一体、なぜ古代の人々はこのような造形をしたのでしょうか。しかも、ありとあらゆる苦労をしながら、気が遠くなるほどの歳月をかけて。私は「魔法の呼吸」をしながら、ついにその理由がわかったのです。
「古代の人々は、ピラミッドの頂点に神を見たから」という理由です。あるいは、神と出会いたいがために、このような先端がゼロになる建造物を作ったのだと。
実は、「魔法の呼吸」は本来、この呼吸法によって「神と出会える」「奇跡体験をする」「不思議現象が起きる」といった「魔法」に関係する呼吸法ゆえに、そのように名づけられました。
「そうか。ピラミッドは、もともとメル（上昇）と呼ばれ、上昇の概念はまさに魔法の呼吸と同じだ」 と気づいたのです。
「魔法の呼吸」は「上昇」の概念でしか説明できず、その「上昇」を目に見える形として示すならば、ピラミッドより他には無い。
ならば、「魔法の呼吸」をイメージとしてダイナミックに捉えるには、「ピラミッド呼吸」と呼べば良いと気づいたのです。
本書では、例えばエジプトのギザのピラミッドをイメージして、そこにどのように呼吸をからめたら、
「神と出会える呼吸」になるのかを解説しています。
自然界のすべてのものは、本質的にはシンプルです。
「ピラミッド呼吸」もまた実にシンプルです。しかも、神とつながる実感が容易に持てるのです。
みなさんも、あと何年続くかわからないコロナ禍で不安だらけの毎日を、「魔法の呼吸」で乗り越えて行ってください。
「魔法の呼吸」は誰にでも、いつでもシンプルに行えるものですから、覚えの早い人はたちまち身につくでしょう。ぜひ「魔法の呼吸カフェ」を開催して、そこで一人でも二人でも、神と出会える人を育てて行ってください。
「はじめに」より文章抜粋【本の内容】