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紙の本
ドリトル先生月から帰る 新訳 (角川文庫)
ドリトル先生を月に残して地球に帰ってきたトミー少年は、ひたすら先生の帰りを待つ。ある月食の晩、ついに月にのろしがあがり、先生が巨大バッタに乗って帰ってきた! えっ、この6...
ドリトル先生月から帰る 新訳 (角川文庫)
新訳 ドリトル先生月から帰る
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商品説明
ドリトル先生を月に残して地球に帰ってきたトミー少年は、ひたすら先生の帰りを待つ。ある月食の晩、ついに月にのろしがあがり、先生が巨大バッタに乗って帰ってきた! えっ、この6m近くある巨人が先生?〔2013年刊の加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
「ウチの兄(獣医)にもオススメします!」――小野大輔さん推薦!!
6mのお医者さん、巨大バッタに乗って地球へ帰る!
シリーズ第9弾! 新訳&挿絵付
装画・挿絵:ももろ
※本書は、既刊の角川つばさ文庫版の漢字表記や表現を大人向けに加筆修正したものです。
●あらすじ
トミー少年が、先生を月に残して一人で地球に帰ってくると、家はすっかり荒れ放題。やっぱり先生がいないとダメなんだ! 動物たちと庭を手入れしたり、お金を稼いだりしながら、トミーはひたすら先生の帰りを待つ。ある月食の晩、ついに月にのろしがあがり、先生が巨大バッタに乗って帰ってきた! えっ、この6m近くある巨人が先生?? しかもお土産は、動物たち皆が怖がる…月のネコ!? 動物と話せるお医者さんシリーズ第9巻!
●新訳のここがポイント!
「ドリトル先生」といえば、先行の井伏鱒二訳(岩波文庫)を思いうかべる方も多いかと思いますが、あちらは1951~79年にかけて出版されたもので、時代の制約もあったせいか、原文どおりに訳されていないところも多くあります。ですが、本作ではそうした点をすべて改めています。
・ダブダブが焼くおやつが先行訳では「パン」だが、正しくはイングリッシュ・マフィンであるため、新訳では「マフィン」に。
・ガブガブの好物は先行訳では「オランダボウフウ」だが、正しくは「アメリカボウフウ」。新訳ではこれを英文そのままの「パースニップ」に。
・世にもめずらしい動物pushmi-pullyu(頭が二つある動物)は、先行訳では「オシツオサレツ」だが、新訳では「ボクコチキミアチ」に。
などなど、イギリスの文化背景を知っていないと正しく訳せないくだりが今の日本語で美しく訳されています。【商品解説】
目次
- 第一部
- 第一章 待ちに待って
- 第二章 マシューの忠告
- 第三章 チープサイドがやってきた
- 第四章 月食
- 第五章 ぼくは助けを呼ぶ
- 第六章 空から聞こえる音
- 第七章 巨大バッタ
- 第八章 先生の声
- 第九章 月のネコ
著者紹介
ヒュー・ロフティング
- 略歴
- 1886年生まれ。イングランド人の父とアイルランド人の母を持つイギリス人。第一次世界大戦では西部戦線で戦い、けがをした軍用馬が治療も受けずに銃殺されるさまに心を痛め、動物のことばが話せて動物を助けるジョン・ドリトル先生の物語を自分の二人の子どものために書きはじめる。1923年、シリーズ第2弾の『ドリトル先生航海記』でニューベリー賞を受賞。アメリカに移住したため、アメリカ人作家としてのイメージが強い。1947年没。
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