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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2021/11/22
- 出版社: 晃洋書房
- サイズ:22cm/250p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7710-3494-5
- 国内送料無料
紙の本
ハート形のイメージ世界 見えるものと見えないもの
著者 蜷川 順子 (編)
古代世界にあった精神的トポスとしてのハートは、西欧中世において血と傷への信心を受けとめる聖心のハート形へと結晶化する。集団的統合、科学批判の象徴、感情の伝達ツールとしてグ...
ハート形のイメージ世界 見えるものと見えないもの
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商品説明
古代世界にあった精神的トポスとしてのハートは、西欧中世において血と傷への信心を受けとめる聖心のハート形へと結晶化する。集団的統合、科学批判の象徴、感情の伝達ツールとしてグローバルに広まったハート形の秘密に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
世界に溢れる愛と温かさの象徴
洗礼されたハート形へと至るまでに織りなされた血と肉の物語
古代世界にあった精神的トポスとしてのハートは、西欧中世において血と傷への信心を受けとめる聖心のハート形へと結晶化する。同時にそれは、世俗文学が描く愛憎や、身体への科学的まなざしを巻き込みながら、万人がその意味を感受できる表象へと洗練されていく。本書は、集団的統合、科学批判の象徴、感情伝達のツールとして、理性を超えてわれわれに迫ってくるハート形の秘密に迫る。【商品解説】
目次
- 序 文 ハート形のイメージ世界:見えるものと見えないもの(蜷川順子)
- 第1章 キリストの聖心に対する信心:神学的図像学的研究(テオドーロ・デ・ジョルジオ)
- 第2章 ハート形:ポルトガル海上帝国におけるハートの象徴、図像、芸術。日の出に向かうハート(ヴィトール・テイシェイラ)
- 第3章 聖心への信心:アイリッシュ・スタイル(パトリック P. オニール)
- 第4章 受肉したハート:ハートに関する中世思想の特質(カトリーン・サンティング)
- 第5章 皇帝の身体と聖心イメージ:佛教と中国の身体観の変容(塚本磨充)
- 第6章 二つの心臓(秋庭史典)
- 第7章 近世美学における「ハートの言語」:バウムガルテンとカント(杉山卓史)
収録作品一覧
キリストの聖心に対する信心 | テオドーロ・デ・ジョルジオ 著 | 3−12 |
---|---|---|
ハート形 | ヴィトール・テイシェイラ 著 | 13−42 |
聖心への信心 | パトリック P.オニール 著 | 43−54 |
著者紹介
蜷川 順子
- 略歴
- 〈蜷川順子〉京都大学大学院文学研究科博士後期課程(美学美術史学専修)修了。phD(芸術学、ヘント大学)。関西大学名誉教授。東西学術研究所客員研究員。
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