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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
新時代の起業家の思考法が、詳しく解説されていて、よかったです。常識にとらわれないで、別解を求めるつもりで、考えてみたいです。
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「問題を自分で見つけ、自分なりの答えを生み出し、検証する力が必要である」
→これは仮説思考であり、他社と圧倒的に差を付けられる思考=別解。
自分の中に優先して取り入れ実践していくべき思考である。
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起業家の思考法 「別解力」で圧倒的成果を生む問題発見・解決・実践の技法
・現代は変化が激しく不確実性が高い「正解がない時代」と言われます。
・一方で、正解がない時代に圧倒的成果を上げているのが「起業家」です。
・自分の頭で考え、意思決定し、リスクを負って仕事をする。起業家達は、不確実性が高い時代のビジネスパーソンの先頭に立っています。
■起業家の思考法は次の「五つの力」で成り立っています
・1.発見力:目標を達成するために解くべき問題を「発見」する力。
・2.別解力:「自分らしく」「優れた」「別の」やり方を組み合わせ、他の誰も思いつかない「別解」を生む力 。
・3.実現力:別解を絵に描いた餅に終わらせず「実現」する力。
・4.失敗力:「失敗」を最小限に抑え、糧にする力。
・5.成長力:ビジネスパーソンとして自らを鍛え「成長」し続ける力。
・この中で最も重要なのは、2の別解力です。課題に対し、「他の人が思いつく方法=(正解)」を仮定した上で、それを上回る「自分だけの打ち手(=別解)」を考える力。まさに、現代のビジネスパーソンに求められる能力です。
・別解力を核とした起業家の思考法は、過去の効率や生産性重視のフレームワークによって生み出される無味乾燥な問題解決の方法ではありません。楽しみながら自分の頭で思考し、行動し、習慣化することで成果が上がる思考法です。
■正解ではなく、別解を目指せ 正解にはもはや価値がない
・これからは「誰もが思いつく実現可能な選択肢」を選んでいるだけでは、人が無価値になる時代がやってきます。
・誰もやらないような、より創造的な打ち手を繰り出さなければ、勝負にならなくなっていきます。
・これからの世の中は、正解を出すことに頭を使うのではなく、自分の答えを考えるために頭を使うことが求められます。つまり、自分の答えを正解にする力が強い人、問いを発見する力が強い人、誰も思いつかないような他の方法論を考える力の強い人が生き残る世界です。
・しかし、仕事はできるのに、問いを立てられない人が増えているのです。
■問題を自分で見つけ、自分なりの答えを生み出し、検証する力が必要である
・イノベーションは多様性から生まれます。みんなが同じことをやっても絶対に進化はしません。それぞれが個々の観点に基づいて問題を発見し、答えを考えた方が突然変異が生まれる確率ははるかに高くなります。つまりイノベーションは別解から生まれるわけです。
・常識を打ち破る別解で課題を突破し、圧倒的な成果を出す必要があります。
■起業家の思考法の中心は別解力にある
・別解力とは、自分で問題や課題を発見し、その答えのない問いに対して自分の持っている知識や経験を活用して、自分なりの答え(=別解)を見出していく力です。
・別解は三つの要素の組み合わせから成り立っています。順に「自分らしいやり方」「優れたやり方」「別のやり方」です。
・自分らしいやり方とは、自分の経験、治験、強み、夢中になれること、価値観などを反映した自分ならではのやり方です。
・優れたやり方とは、大きい、多い、早い、安い、高いなど、世の中に受け入れられるやり方です。
・別のやり方とは、優れたやり方の正反対をやってみる、自分の強みや価値観を無視してみるなど、固定観念を脱するやり方です。
・これら三つの力の全てを満たす部分が別解に相当します。三つの要素を全て組み合わせた時、はじめて別解が生まれ、他の人には真似のできない圧倒的な成果が生まれるのです。
■問題発見の基本的な方法論を抑える
・1.問題を正しく「定義」する
・2.問題を正しく「発見」する
・3.問題を解決するために「いつまでに、何を、どのような順番で行うか」を決める
・4.そこにはどのような「障壁」が存在するか把握する
・5.最終的に、どのような「状態」を目指さなければならないか明らかにする
・最低限この5つの段階をクリアにしなければなりません。
■別のやり方を引き出す31のヒント
【変える】
・1.要素に分解して、一部を変える
・2.パラメーターに分解して、一部を変える
・3.時間軸を変える
・4.場所を変える
・5.値段を変える
・6.集客や販売チャネルを変える
・7.登場人物を変える
・8.業態を変える
・9.濃度を変える
・10.原材料を変える
【探す】
・11.お金を払ってでも欲しいものを探す
・12.いらないものを探す
・13.強い部分と弱い部分を探す
・14.特化して価値が出るものを探す
・15.タイムマシンを探す
・16.定数より変数を探す
・17.法改正を探す
・18.新しいテクノロジーを探す
・19.臨界点を超えたり、特定の状況になったりすると価値が出るものを探す
・20.複利になるものを探す
・21.LTVで戦えるものを探す
・22.マイナスが低いものを探す
【考える】
・23.反対(Not A)で考える
・24.規模の違うもので考える=相似形
・25.哲学的に考える
・26.仮定法で考える
・27.未来はどうなるかを考える
・28.みんなが嫌がりそうなことを考える
・29.アイディアを結合して考える
・30.古い概念をアップデートして考える
・31.他に転用できるものはないか考える
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別解力を身につける人が増えれば世界が良くなっていくという平尾さんの考えを信じ、賛同したくなるような内容だった。世の中解決することが容易でない物事が多すぎると感じる場面はよくあるが、この別解力があればそういった目を背けたい問題も少しずつ無くしていけるのかもしれないと希望が湧いた。今回この本とご縁があった1人として、自分も別解力を身につける入り口に立ち、まずは自分なりのベン図を思い描くところから始めたい。
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マコなり社長がおすすめしていたので、手に取りました。起業家に必要な「別解力」という新しい考え方を教えてくれる本です。
読むまでは「別解力」は数奇なアイデアを思いつく力かなと思っていました。実際にはそこまでハードルは高くなく、別解力とは自分らしく、優れた、別のやり方を組み合わせ、誰も思いつかない別解を生む力とのこと。誰でも身につけられるそうです。
タイトルの通り、思考法のフレームワークを託してくれます。ただこれを使いこなすのは正直ハードルが高い!しっかり実践しないと身につかないと感じました。
…実践します!
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優等生的回答とその反対、振ったアイデアを両立させる自分なりの別解の求め方
失敗についても、回避+万一の想定しておく事で被害を、最小化して再度チャンスを得られる体制をつくることの重要性がわかった
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ある著名なキャピタリストが推奨しているのをきっかけに手に取った一冊。
メモ
・起業家の思考法5つ
発見力
別解力
実現力
失敗力
成長力
・別解力は他の人が思いつく方法を仮定した上でそれを上回る打ち手を考える力
・別解力の三要素
自分らしさ、優れたやり方、別のやり方
・問題の定義、発見、順序決定、障壁認識、目指す状態設定
・他の人が入り込んでいない優れたマイノリティになることに価値がある
・問題は噛み砕けるだけ噛み砕くこと
・誰かに評価してもらえたり、客観的な結果が出る機会を体験しなければいつまでも自分らしさは把握できない
・まずは自分らしい優れたやり方から。次のステップに行くときに別のやり方を掛け算していく。
・アイデアは方法や組み合わせを変えることによって紡ぎ出せる。ゼロから発想するものではない。
・仮想失敗 本当に失敗する前に。どう進んだらどう失敗するか。想定される失敗はなにか
・失敗リストをつくる。事前に。そして実際のものを加えていく。正解は再現性低いが、失敗は再現性高い
・3ヶ月前にもどれたら。に即答できるか
・人は頭の中では何かをやりたがっている。動かないのは最後の一押しが響いてない。ビジョンだけでなく、実現可能性を磨くこと
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2022年35冊目。272ページ、累計10,067ページ。満足度★★★★☆
ベンチャー企業のエリート経営者が著者。本書の主題である問題発見・解決・実践の技法を知りたくて本書を手に取ったのではない。著者のことを把握するために、読了。
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企業を今まで1度も考えたことがなく、今後もおそらく私はそういうことにあまり興味を抱かないと思う。
本書で起業家の精神を分類すると以下のような5つになる。
【flier要約抜粋】
起業家の思考法は「発見力」「別解力」「実現力」「失敗力」「成長力」の五つの力で構成される。
またその中でも「別解力」と言うものに著者は注力していた。別解力を分解すると以下のようであった。
【flier要約抜粋】
別解は、「自分らしいやり方」、「優れたやり方」、「別のやり方」の三つが揃ってはじめて実現する。中でも「別のやり方」が別解力の要となる。
この中の「別のやり方」と言うものに興味を持った。
自分の得意な方法や分野で解を出すのではなく、あえてそこと違うやり方を考えていく。
最近は「自分の強みを伸ばして、その強みで成果を出す」と言うことがよく言われているがまた違う視点をもらったような気がした。
また100点を目指す、では無く、500点、1000点を目指していく、と言うことも12年連続の増収増益をしている起業家ならではと感じる。
そしてやはり成功するまで取り組むこと=失敗力を併せて大事だと感じた。
私は失敗をすることがものすごく嫌なので挑戦をせず自分のできる範囲の中でやってしまうが、失敗からしか得られないモノもある。失敗力を上げていくことも大事だと感じた。
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平尾丈(ひらお じょう)
株式会社じげん代表取締役社長執行役員CEO
1982年生まれ、2005年慶應義塾大学環境情報学部卒業
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flier要約
https://www.flierinc.com/summary/2973
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「別解で結果を出したことのある人は、もはや別解で結果を出すことしか考えられない」それだけ普通に取り組むことと圧倒的な差が生まれ病み付きになるのだろう。別解を出す切り口や考え方が書かれており参考になりました。考える時に取り入れ実践していきたいと思います。
あと「自分の強みを知るにはアウトプットしかない」「失敗していないときこそ失敗を疑う」が刺さりました。
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別解の意義を理解したのもそうだが、自分の強みが何かを改めて考えることができたのがよかったと思う。
また、失敗を恐れず積極的にトライする行動力は大事だが予め失敗をシミュレーションしてリスクを把握しておくことを学んだ。
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「別解を構成する三つのやり方」のうち、自分の場合、「別のやり方」よりも「優れたやり方」の方が欠けているんじゃないかと思った。何が優れているのかがわかってない。それはそれで当然全く起業家の思考ができていないと思った。
この本は「失敗力」の章が一番おもしろかった。失敗はたしかに学びが多いけれど、だからと言って失敗して良いというわけではない。失敗の想定はしておきつつも成功することの方が成長できるのは間違いない。
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本書で書かれていた『別解』であるが、自分自身意識して出すようにしていたが、フレームとしてここまで再現性を持って出せるものだとは思っていなかった。
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別解の考え方は非常に参考になった。自分の得意なことはしっかりと把握したい。
前半は別解の話しで具体的なところもあったので勉強になったが、後半は抽象的な精神論的なところもあり、後半の盛り上がりに欠けた。
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第1章 正解がない時代に圧倒的成果を出す「起業家の思考法」
・正解ではなく、別解を目指せ
・「仕事で成果が出ない人」九つの特徴
・起業家の思考法の中心は別解力にある
・別解力で何ができるか
コラム1 別の解き方を探してテスト時間をつぶしていた小学生時代
第2章 発見力 問題を設定し、解くべき問題を発見する
・起業家の思考法を構成する五つの力
・問題発見の基本的な方法論をおさえる
・解くべき問題を発見する「8M」
・問題を再定義する
コラム2 自分の進路は自分で決める
第3章 別解力 「自分らしく」「優秀な」「別の」やり方を組み合わせる
・起業家の思考法の核となる別解力
・別解を構成する三つのやり方
・二つの組み合わせだけでは別解にならない
・三つのやり方の組み合わせではじめて価値が生まれる
・別解力の障壁を取り払う
・別のやり方を引き出す31のヒント
・弱点は工夫の組み合わせで解決できる
・上場企業を生み出す別解力 〜じげんのケース〜
・じげんが採用した別のやり方
コラム3 別解力を本格的に身につけたSFCでの4年間
第4章 実現力 別解を連鎖させて圧倒的な成果を生む
・別解を無数につなげて連鎖させ、成果に昇華させる
・量をこなすことで質に転化させる
・100点満点ではなく、青天井の1000点を目指す
・圧倒的リーダーシップで別解を実現する
・成果・実績を自信・信頼・信用に変え、それを原資に再投資する
・無限に存在する別解を探し続ける
・別解の実行例
コラム4 リクルート入社時に別解力で勝負
第5章 失敗力 挫折や失敗を成功の糧とする
・失敗を糧に成功を遂げる失敗力
・本当に失敗する前に、仮想失敗してみる
・失敗を恐れずリスクとリターンのバランスを見る
・成功しているときこそ失敗を探す
・優れた人との間にある差分をメタ認知する
・失敗は成功のプロトタイプと認識する
・失敗して回り道をしたほうが経験値は増える
・差分が大きければ違うフィールドで勝負する
コラム5 リクルートの3年間で別解力に磨きをかける
第6章 成長力 ビジネスパーソンとしての基盤を強固にする
・すべての力を支える成長力
・アウトプットとセットでインプットを行う
・アウトプットで自らの力を知る
・ポータブルスキルとテクニカルスキルで自らの力を磨く
・自分にない力を持つ人を仲間にする
・能力と人脈は相関する
・人との出会いが最大の成長になる
・地道なビジネス基礎トレーニングを怠らない