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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/03/23
- 出版社: 日経BP日本経済新聞出版本部
- レーベル: 日経文庫
- サイズ:18cm/238p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-532-11448-0
読割 50
紙の本
ウェルビーイング (日経文庫)
ウェルビーイング(幸せ、健康、福祉)とは何か。研究者として、またビジネスの推進者として活躍する2人が、ウェルビーイングの広がりによる社会やビジネス、人間の生き方への影響の...
ウェルビーイング (日経文庫)
ウェルビーイング
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商品説明
ウェルビーイング(幸せ、健康、福祉)とは何か。研究者として、またビジネスの推進者として活躍する2人が、ウェルビーイングの広がりによる社会やビジネス、人間の生き方への影響の大きさと、研究の最前線、実現策を綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
新型コロナウィルスの大流行によって、人々はこれまで積み上げてきた価値観や消費行動、思考に抜本的な見直しを迫れています。既存の枠組みによる経済成長だけでは推し量ることができないウエルビーイング(well-being)な社会の実現が、日本にとどまらず国際社会全体の喫緊の課題になっています。
ウェルビーイングとは、ひとが身体的・精神的・社会的に“良好な状態”であることを指す概念。それは昇進や結婚などのイベントによって一時的に得られる幸せや、あるいは日本国憲法でいう「健康で文化的な最低限度の生活」ができていることを指すのではありません。人生の満足度だけでなく、幸せを生み出している複合的な要素を組み合わせ、一時の感情に左右されない「持続的幸福度(Flourish)」を指標にしていこうと考え出されたものなのです。
そのなかで日本は、客観的なウエルビーイングの指標の一つであるGDPは右肩上がりに上昇し、世界第3位を堅持していますが、国連の発表する世界幸福度ランキングでは156国中62位と、世界各国と比較しても客観的地位と主観的地位の差が目立ちます。
オランダの資産運用会社ロベコのハッセルCEOは、投資の3要素を「リスク、リターン、そしてウェルビーイング(社会的な幸福)だ」と指摘しています。新しい資本主義では、ウエルビーイングの達成も目的となっているのです。
本書は、このように取り組みが必要とされているにもかかわらずイメージがつかみにくいウェルビーイングについて、働く人、部下を持つ人、経営者に向けて平易に解説するもの。ウエルビーイング研究の第一人者とコンサルティングのプロによる共著です。【商品解説】
目次
- 第1章 ウェルビーイングとは何か
- 1 なぜいまウェルビーイングなのか
- 2 現代社会が求めるウェルビーイング
- 第2章 社会とウェルビーイング
- 1 仕事の現場とウェルビーイング
- 2 政治とウェルビーイング
- 第3章 ウェルビーイングの研究
- 1 多彩な研究者
著者紹介
前野 隆司
- 略歴
- 〈前野隆司〉慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。
〈前野マドカ〉EVOL代表取締役CEO。
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