このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
絶えず揺れ動き、時に優しく時に悲しく、でも確かに存在する私の心の在り様を、一瞬画面に定着させてみたくて絵筆を取ってきました。
インスピレーションが捉えた一本の線を大切にし、そこから展開する「自分でも意識していなかった領域」への踏み込みがスリリングだったと言えるかもしれません。
実際には描くごとに、追っていた思いは遠のき、近づき、その結果画面は破壊と再生を繰り返すことになります。
色彩も絵の大きな構成要素ですが、色というのは生まれついての感覚。これは生涯を掛けて自分自身の色を深めていくしかありません。
画風というのは、制作に対する姿勢ばかりでなく、普段の日常生活の中での様々な事柄が混然と交じりあい思索となって沈潜し、再び湧き上がって出てきたものと思います。そういう意味で作品は常に人生への哀歓とアイロニーに通じることが大切だと感じます。
完成することのない高みを目指して努力あるのみと痛感する毎日です。
2022年春 堀本 玲子(「あとがき」より)【商品解説】
著者紹介
堀本 玲子
- 略歴
- 1943年 東京生まれ
1965年 女子美術大学芸術学部油絵科卒業
1999年 ギャラリー福太郎 (福岡)
2000年 ギャラリーだいせん (福岡)
2001年 ギャラリーだいせん (福岡)
2002年 創作画人協会 (東京都美術館)
ギャラリー福太郎 (福岡)
2003年 創作画人協会 (東京都美術館)
2004年 創作画人協会 (東京都美術館)
ギャラリーだいせん (福岡)
2005年 創作画人協会 (東京都美術館)
2006年 創作画人協会 (東京都美術館)
ギャラリー画椰 (福岡)
2007年 創作画人協会 (東京都美術館)
2008年 創作画人協会 (東京都美術館)
2009年 ギャラリー風 (福岡)
2010年 新世紀展 (横浜赤レンガ館)
2010〜
2021年 ギャラ…
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む