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紙の本
驚異の再生医療 培養上清が世界を救う 改訂版 (扶桑社新書)
著者 上田 実 (著)
培養上清=幹細胞培養液の上澄みの、脳梗塞の後遺症、アルツハイマー病、ALS、花粉症、コロナ肺炎などへの効果を実証! 再生医療の第一人者が、培養上清や幹細胞等について解説し...
驚異の再生医療 培養上清が世界を救う 改訂版 (扶桑社新書)
改訂版 驚異の再生医療~培養上清が世界を救う~
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商品説明
培養上清=幹細胞培養液の上澄みの、脳梗塞の後遺症、アルツハイマー病、ALS、花粉症、コロナ肺炎などへの効果を実証! 再生医療の第一人者が、培養上清や幹細胞等について解説し、再生医療の最前線について語る。【「TRC MARC」の商品解説】
◆iPS細胞、幹細胞移植ではなく、
「幹細胞の培養液」こそが再生医療の大本命だった!
元来、傷や病気で損なった臓器を再生させる(回復させる)ためには、どんな細胞にでも分化できる幹細胞を培養して移植する「幹細胞移植」がメインに使われていた。そこに、山中教授のノーベル賞受賞により、万能細胞といわれるiPS細胞が登場し、私たちは再生医療は今にでも飛躍的に進むかのような期待を抱いた。
しかし、iPS細胞の応用は、心筋シートや網膜の病気などにごく一部治験がはじまったばかり。夢のような治療・移植にはまだほど遠い。
そんな中、皮膚再生からスタートし、名古屋大学で30年以上にわたって再生医療を研究していた著者は、「幹細胞を移植するのと、幹細胞の培養液を注入することの、効果は同じである」ということを発見した。この培養液を「培養上清」を呼ぶ。
協力病院での治験で、培養上清によってアルツハイマー型認知症、脳梗塞、アトピー性皮膚炎、関節リウマチ、花粉症など、難治の症状が著しく改善したことを確認。さらに、培養上清は液体化、粉末化が可能で、大量製造できる。幹細胞移植に比べ れば費用は100分の1で、「移植」も必要なく、点滴か塗り薬として塗布、鼻から吸入するだけでよい。この技術は、2019年からノルウェーのベルゲン大学と大規模な共同臨床研究を開始している。
また、「体内の傷ついた細胞を再生する」ことができるため、特効薬がなかった新型コロナウイルスによる間質性肺炎、その後遺症、筋萎縮性側索硬化症(ALS)での治療にも効果をあげている。
※本書は2018年末に刊行した新書『驚異の再生医療~培養上清とは何か~』の改訂版です。前作からこの4年間での臨床結果などを加筆し、改訂版としました。【商品解説】
著者紹介
上田 実
- 略歴
- 〈上田実〉1949年大阪府生まれ。名古屋大学医学部大学院卒業。同大学医学部名誉教授。医学博士。専門分野は再生医療、顎顔面外科。株式会社再生医学研究所代表取締役。日本炎症再生医学会名誉会員。
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