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紙の本
舌の上の散歩道 (小学館文庫)
著者 團 伊玖磨 (著)
海外の長旅から帰った時に無性に食べたくなった海老の鬼がら焼き、文化大革命時代の広州で飲んだ秘酒…。稀代の名随筆家にして日本を代表する作曲家が、世界中を旅して味わってきた思...
舌の上の散歩道 (小学館文庫)
舌の上の散歩道
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商品説明
海外の長旅から帰った時に無性に食べたくなった海老の鬼がら焼き、文化大革命時代の広州で飲んだ秘酒…。稀代の名随筆家にして日本を代表する作曲家が、世界中を旅して味わってきた思い出深い食事をユーモアたっぷりに綴る。〔朝日文庫 1979年刊の修正、再編集〕【「TRC MARC」の商品解説】
生涯五万五千食の美味を選りすぐった名著!
『パイプのけむり』シリーズを始め、名随筆家と知られる作曲家團伊玖磨氏。中でも食随筆のファンは時代を超えて増えるばかりだが、数多い著作の中でも、幻の名著といわれる今作品が没後二〇年を機に装いも新たに登場。五万五千回の食事の記憶から、印象深い一皿一皿をユーモアと機知に富んだ筆致で描いたひと一冊。「海亀」「香港の蟹」「あざらし」「鰻」「虎骨木瓜酒」ほか今では食べられない幻の一皿から日常の何気ない料理まで滋味溢れる筆致で描いた、これぞ食随筆!の一冊。解説はエッセイストの平松洋子さん。【商品解説】
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名文
2022/09/29 15:26
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投稿者:ダダンダ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が「ぞうさん」の作曲者であることも、ましてや『パイプのけむり』のこともまるで知らず、あっさりして品がいい装画と昭和を感じさせるタイトルに惹かれて購入。全編食に関する随筆です。
特に前半は旺盛な食欲に驚かされますし、だんだんものを食べるという行為に対して、ユーモアに包んで悲しさまで滲ませます。後半は年齢のせいか、食欲が落ち、文章の勢いもダウンしている気がします。それでも随所に上手いなぁと唸らされる文章があり、ゆったり楽しく読み進めました。