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紙の本
ニッポンを蝕む全体主義 (祥伝社新書)
著者 適菜 収 (著)
近代の大衆が生み出したイデオロギーが「全体主義」である。困難と義務を放棄した“できそこないの個人”が全体主義社会を望むのだ。ナチスやソ連、中国より症状が深刻な、ニッポンを...
ニッポンを蝕む全体主義 (祥伝社新書)
ニッポンを蝕む全体主義
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商品説明
近代の大衆が生み出したイデオロギーが「全体主義」である。困難と義務を放棄した“できそこないの個人”が全体主義社会を望むのだ。ナチスやソ連、中国より症状が深刻な、ニッポンを蝕む全体主義の正体を暴く。【「TRC MARC」の商品解説】
近代の大衆が生み出したイデオロギーが、「全体主義」である。
困難と義務を放棄した〝できそこないの個人〟が全体主義社会を望むのだ。
20世紀のナチスやソ連、現代では中国などが全体主義国家として挙げられるが、
むしろ日本の症状のほうが深刻だと著者は警鐘を鳴らす。
そもそも「自己欺瞞」によって近代を受け入れた日本は、
全体主義に対峙すべき「保守」が根付かなかった。
そこへ、合理性と効率性を追求するグローバリズムと社会の分断を煽る
新しいテクノロジーが浸透し、人間性の抹殺が日々進んでいる、と。
我々に残された対抗手段はあるのか? ニッポンを蝕む全体主義の正体を暴く。【商品解説】
目次
- はじめに 全体主義は近代人がかかる病
- 第一章 大衆が「指導者」を生み出す
- 第二章 支配されたい人たち
- 第三章 夏目漱石が見抜いた日本の行く末
- 第四章 アレクシ・ド・トクヴィルの予言
- 第五章 維新の会はナチスの再来か?
- 第六章 安倍晋三は財界の下請けだった
- おわりに 国家という意識の衰退
- 解説 中野剛志(評論家)
著者紹介
適菜 収
- 略歴
- 〈適菜収〉1975年山梨県生まれ。作家。著書に「ナショナリズムを理解できないバカ」「コロナと無責任な人たち」など。
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