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商品説明
戦争に関する市民的討議の題材を提供するための学術書。「戦争」「軍事組織」「文化」の関係を研究することの意味を考察するほか、体験なき時代の〈戦争体験継承〉の可能性を考える。書評等も掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
〈特集1 ミリタリー・カルチャー研究の可能性を考える〉では「戦争」と「軍事組織」と「文化」の関係を研究することの今日的な意味を考える。『ミリタリー・カルチャー研究』(青弓社、二〇二〇年)は、大規模かつ詳細な社会学的調査にもとづき、戦争・軍事と日本の文化・社会との関係をさまざまな視点から考察し、なおかつそれを専門家ではない読者にもわかりやすく提示した。同書を手掛かりに、戦争観や平和観、あるいは、戦争や軍事に結びついた「趣味」的な文化が現在の日本でどのように絡み合いながら形成されているのかを考究する。
〈特集2 戦争体験継承の媒介者たち――ポスト体験時代の継承を考える〉では、現在そして過去における継承やそこに関わる人びとの営為に目を向けることで、〈戦争体験継承〉の可能性を探る。体験を直接伝える人びとがますます減少しつつあるなか、戦争体験の体験者と非体験者の間をつなぐ役割を持つ〈媒介者〉に注目し、体験なき継承のかたちを未来に拓く。【商品解説】
目次
- 〈特集1 ミリタリー・カルチャー研究の可能性を考える〉
- シンポジウム(青木深・吉田純・高橋由典・永冨真梨・須藤遙子・山本昭宏)
- 大会基調講演 戦争研究における「文化」という着想をめぐって(高橋三郎)
- 〈特集2 戦争体験継承の媒介者たち――ポスト体験時代の継承を考える〉
- 〈戦争体験継承〉の未来を探る——特集にあたって(根本雅也)
- 戦争体験/記憶の継承における他者との向き合い方——東京大空襲に関する調査の経験から(木村豊)
- 幼児期に被爆を体験した人の継承実践——生活史上の出来事の蓄積と紙芝居というメディアの特徴(深谷直弘)
- 歴史実践の越境性——消え行く媒介者としての趣味人コレクターの倫理(清水亮)
- 「届けてくれてありがとう」——佐藤冨五郎日記を託された戦友をめぐる歴史実践(大川史織)
収録作品一覧
ミリタリー・カルチャー研究の可能性を考える | 青木深 司会 | 6−66 |
---|---|---|
戦争研究における「文化」という着想をめぐって | 高橋三郎 述 | 67−93 |
〈戦争体験継承〉の未来を探る | 根本雅也 著 | 96−102 |
著者紹介
戦争社会学研究会
- 略歴
- 戦争と人間の社会学的研究を進めるべく、社会学、歴史学、人類学等、関連諸学の有志によって設立された全国規模の研究会。故・孝本貢(明治大学教授)、青木秀男(社会理論・動態研究所所長)の呼びかけにより2009年5月16日に発足し、以後、年次大会をはじめ定期的に研究交流活動を行っている。
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