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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/09/05
- 出版社: 集英社
- サイズ:20cm/357p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-08-771803-4
紙の本
愚者の階梯
著者 松井 今朝子 (著)
「勧進帳」は不敬である−。昭和10年、国粋主義者の猛抗議をきっかけに、歌舞伎の殿堂で連続怪死事件が発生。江戸歌舞伎狂言作者の末裔、桜木治郎が大いなる謎に挑む。『小説すばる...
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商品説明
「勧進帳」は不敬である−。昭和10年、国粋主義者の猛抗議をきっかけに、歌舞伎の殿堂で連続怪死事件が発生。江戸歌舞伎狂言作者の末裔、桜木治郎が大いなる謎に挑む。『小説すばる』連載を加筆し単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
「勧進帳は不敬である!」
昭和十年、東京。満州国皇帝溥儀が来日し、亀鶴興行は奉迎式典で歌舞伎の名作「勧進帳」を上演。
無事成功するが、台詞が不敬にあたると国粋主義者が糾弾。
脅迫状が殺到した直後、亀鶴興行関係者が舞台装置に首を吊った姿で発見――。
江戸歌舞伎狂言作者の末裔、桜木治郎が大いなる謎に挑む、驚嘆の“劇場×時代ミステリー"!
あの戦争へ、日本が最後の舵を切った時代を彫刻する渾身作。
『壺中の回廊』、渡辺淳一文学賞受賞『芙蓉の干城』に続く、昭和三部作完結!
■著者略歴
松井今朝子(まつい・けさこ)
1953年、京都市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科演劇学修士課程修了。歌舞伎の企画制作に携わった後、故・武智鉄二氏に師事し歌舞伎の脚色・演出を手がける。
1997年『東洲しゃらくさし』で小説デビュー。同年『仲蔵狂乱』で第8回時代小説大賞、2007年『吉原手引草』で第137回直木賞、2019年『芙蓉の干城』で第4回渡辺淳一文学賞
を受賞。著書に『壺中の回廊』『師父の遺言』『縁は異なもの 麹町常楽庵月並の記』『料理通異聞』『江戸の夢びらき』などがある。
【商品解説】
著者紹介
松井 今朝子
- 略歴
- 〈松井今朝子〉1953年京都市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科演劇学修士課程修了。「東洲しゃらくさし」でデビュー。「仲蔵狂乱」で第8回時代小説大賞、「吉原手引草」で第137回直木賞を受賞。
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