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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2022/08/30
- 出版社: 晃洋書房
- サイズ:22cm/297p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7710-3655-0
紙の本
狂気な倫理 「愚か」で「不可解」で「無価値」とされる生の肯定
家族、性、障害や病…。規範が絶対視されることで、規範的とされる生の外側に生きることは「愚か」で「不可解」で「無価値」とされる。そんな生に「意味」を見出そうとする論考13を...
狂気な倫理 「愚か」で「不可解」で「無価値」とされる生の肯定
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商品説明
家族、性、障害や病…。規範が絶対視されることで、規範的とされる生の外側に生きることは「愚か」で「不可解」で「無価値」とされる。そんな生に「意味」を見出そうとする論考13を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
愚かな人生はある。不可解な生活もある。無価値な生もあるだろう。
しかし/だから、狂おしい思いで、その狂える倫理を書きとめる。何かが狂う。何かが正される。そして何かが動きだす。
若き友人たちの本ができあがった。【商品解説】
目次
- はじめに(小西真理子)
- 第I部 「愚か」な生を肯定する――家族論再考
- 第1章 「不幸」の再生産――世代間連鎖という思想の闇(小西真理子)
- 第2章 「カサンドラ現象」論――それぞれに「異質」な私たちの間に橋を架けること(髙木美歩)
- 第3章 ケア倫理における家族に関するスケッチ――「つながっていない者」へのケアに向けて(秋葉峻之)
- 第4章 「私の親は毒親です」――アダルトチルドレンの回復論の外側を生きる当事者を肯定する(高倉久有・小西真理子)
- 第5章 生み捨てられる社会へ(貞岡美伸)
- 第II部 「不可解」な生を肯定する――周縁からのまなざし
- 第6章 狂気、あるいはマゾヒストの愛について――一九五〇年代『奇譚クラブ』における「女性のマゾヒズム」論を読む(河原梓水)
収録作品一覧
「不幸」の再生産 | 小西真理子 著 | 3−24 |
---|---|---|
「カサンドラ現象」論 | 高木美歩 著 | 25−47 |
ケア倫理における家族に関するスケッチ | 秋葉峻介 著 | 48−67 |
著者紹介
小西 真理子
- 略歴
- 〈小西真理子〉大阪大学大学院人文学研究科准教授。著書に「共依存の倫理」など。
〈河原梓水〉福岡女子大学国際文理学部国際教養学科講師。
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