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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/09/15
- 出版社: ミシマ社
- サイズ:19cm/319p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-909394-75-0
紙の本
ぼけと利他
ぼけは、病ではない。自分と社会を開くトリガーである−。ここを出発点に始まった、美学者と「宅老所よりあい」代表の往復書簡。その到着点は? 『みんなのミシマガジン』連載を加筆...
ぼけと利他
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商品説明
ぼけは、病ではない。自分と社会を開くトリガーである−。ここを出発点に始まった、美学者と「宅老所よりあい」代表の往復書簡。その到着点は? 『みんなのミシマガジン』連載を加筆修正し再構成。【「TRC MARC」の商品解説】
ぼけは、病気ではない。
自分と社会を開くトリガーだ――
ここを出発点に始まった、美学者と「宅老所よりあい」代表の往復書簡。その到着点は…?
二人の「タマシイのマジ」が響き合った、圧巻の36通。
自分のしたことが本当の意味で相手のためになる、というのは、おそらく私たちが思うよりもずっと不思議で、想定外に満ちた出来事なのでしょう。ほとんど、奇跡だと言ってもいい。――伊藤(はじめに)
お年寄りたちは、思想信条に依らないアナキズムと、人格や宗教に依らない許しを発揮し、場をつくり始めると言えるでしょう。そのように時折シンクロします。大方は揉めながらバラバラのままに一緒にいる。いるしかない。なんか、まじめで滑稽でしょ。好きなんです。――村瀨(3通目)【商品解説】
目次
- 第1章 どうしたら一緒にいることができるのか? 2020年秋
- 第2章 人と言葉をケアする居場所としての「しゃべり」 2020〜2021年冬
- 第3章 共感でも反感でもない、ぼ~っとする 2021年春
- 第4章 変化は「戸惑いと待ちの溜まり場」で起こる 2021年夏
- 第5章 深まるぼけがもたらす解放と利他 2021年秋
- 第6章 心とシンクロしない体を生きる 2021〜2022年冬
- 第7章 生身の痕跡を手紙に残す 2022年春
著者紹介
伊藤 亜紗
- 略歴
- 〈伊藤亜紗〉東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター長、リベラルアーツ研究教育院教授。
〈村瀬孝生〉1964年生まれ。福岡県出身。東北福祉大学卒業。「宅老所よりあい」代表。
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