紙の本
実生活に使えてこそ、意味のある読書
2022/10/07 18:47
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:すす"き - この投稿者のレビュー一覧を見る
紙1枚を使用して、仕事や家庭、プライベートに生かすことを記された一書。ここで物事との向き合い方を身につけられれば、一気に周りから頭一個分抜け出せるかも! 是非とも手にとってみてくださいね!
紙の本
全ビジネスパーソンの必読書
2022/10/08 06:31
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ベックス - この投稿者のレビュー一覧を見る
※第2章までを読んでのレビューです(読了後に追記予定です)
仕事とは何か?どうすれば働くことになるのか?という
全てのビジネスパーソンに必要な最重要スキルについて書かれています。
それを実践していくと「考え抜く」ができるようになる
と思うと一石二鳥です。
文章は著者のトヨタ時代の体験談をベースに書かれているため
非常に読みやすく、楽しみながら読み進められます。
「もっと早くこの本と出会いたかった・・・」
そう思わせてくれる名著です。
紙の本
インプット<アウトプット
2022/10/06 23:31
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まーさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
300ページ近くありますが、前半と後半でリズムが変わります。
前半だけで満足するとわかっただけになりますので、「やる」ことを前提に読んでみてください。浅田先生の渾身の一冊だと思います。
紙の本
「分かったつもりになる人」を卒業するために読む本
2022/10/06 20:39
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:shinichi - この投稿者のレビュー一覧を見る
先日、「自己啓発書でバカになってしまう人たち」というネット記事がバズりました。
曰く、ビジネス書の問題は「分かったつもりになる人」を大量発生させること、啓発した後のことまで出版社は考えない 等々
これまで、大量のビジネス書を漁り、「分かったつもり」に陥ってしまわれた方も多いことかと存じます(皮肉なことに、売れる「わかりやすい」本ほど、そういう人たちを量産してしまいます)。
本書は、「分かったつもり」で終わらず、書かれた内容を「実践して自分のものにできてしまう」驚異の作り込みが施された、画期的なビジネス書です。
これまでビジネス書を読んでも、学びを実践できなかった、でも何とかして、学んだことを実践したい!
と苦闘されてきた方へ福音です。
本書とノート、3色(緑・青・赤)のカラーペンを用意し、一気に通読してみてください。
流れに乗って読み、書かれたとおりに手を動かせば、「考え抜いている」新たな自分と出会えるはずです。
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なるほど!って参考にはなったけど、私にはできなさそう。
でも、A41枚で考えるっていうのは、書いて、じっくり考えるってことだから、それはやっていきたいと思った。今ここでじっくり考えて、決めて、実行。そして改善。誰かがやっているかではなくて、自分達の組織にとってベストはどれかを考えて選択できるように訓練していきたい。
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購入日に購入して週末まとめて読みました。
300ページ近くありますがあっという間に読むことは可能です。が、3回読む必要があります。また少しおいて2回目を読んでみたいと思います。
前半と後半でトーンが変わります。その旨も書いてあるのでしっかりつかみとってください。
個人的には「知行合一」が非常に印象的でした。
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「ぱっと見」で「短時間」で「わかりやすく伝える」「見せ方」「伝え方」を紙一枚で実践するための具体的な方法を学ぶことができました。
・なぜ紙1枚でまとめるか、相手に「読んで」理解してもらうのではなく。「見ただけで」理解してもらうようにすることが必要。
・内容はもちろんだが、フレームやテーマなどで瞬時に紙に書かれていること、目的を伝えることが必要。
・目的/現状/課題/対策/今後のスケジュールを型化して、どんなに時間の少ない相手でも、即断即決してもらうことができるような資料を作成することが重要。(非ロジカルで感情をダラダラ長く書いてあるものは、ビジネスにおいて無駄と再認識できた。)
・紙一枚でまとめるプロセスとしては。「整理する」「まとめる」「伝える」がベースであり、これらの作業をそれぞれ1枚でまとめていく(エクセル1/ロジック3→1枚にまとめる)
・「考える」だけでは、情報の整理はできない。実際に動作として実行(PC入力ではなく、手書き)することで、情報をまとめ、整理し、伝えるべきことをもれなく伝えることができる。
・実行にあたっては時間制限を設け、効率的に行うことを意識する。
・1枚を作成するときは、目的を明確にする。「誰に」見てもらいたいのか、「何を」伝えたいのかを自問自答する。(「そもそも」の目的は?)
・「伝え方」においても、言葉だけでなく動作を併用することで、相手に聞いてもらう姿勢を促すことができる。(指で示す/構造のフレーズ(ポイントは3つ等))
エクセル1を活用すれば、テーマに対して、リンクするポイントや、伝えたいこと、ブレストの情報整理が見える化してできる。
・相手の問いは、「What」「Why」「How」に集約されるため、自問自答する際は、この3つを軸に考える。(ただし、昨今で最も重要な答えは、Howに潜んでいることが多いため、Whyに固執しないことが必要。)
・紙1枚にまとめる本質は、自身の業務の時短化も目的ではあるが、多種多様なヒトとのビジネス上のコミュニケーションを活発に行うこともつながる。
・相手に選ばれ続けるための、型を自身で確立し、信頼を勝ち取る。
物置の中の本棚を整理してたら、出てきて、そのまま掃除をやめて読んでしまいました。
そういえばこの本読んでシンプルに書類を作ることを意識していましたが、改めて自分の仕事の進め方をアップデートするうえで、非常に有益な情報を得ることができました。
現職はまさしくこういう効率化が欠けており、本書のような取り組みを実践できる人がいないため、少なくとも、自分は続けていき、他人との差をつけていきたいと、ブラックなことを思えてしまう一冊です。
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下記が本書のポイントと思うが、一番下を除き、表現が異なるだけで、いずれも類書にあるようなことだと思う。
Toyota Business Practice の8STEP
問題を明確に定義する
問題を分析し、分解する
改善の目標を設定する
真因を分析する
対策を立てる
対策を実行し、最後まで見届ける
結果とプロセスの両方をよく見る
うまくいったプロセスを標準化する
後で人に聞かれたら説明できるように理解する
対策の判断基準
◯貢献度:実施したときのインパクトが大きい
△難易度:比較的容易に導入できそう
□鮮度:今すぐ導入しないと効果が薄まる
60%の判断のあとは、それを成し遂げる果断な勇気と実行力で100%の確実な成果を生み出す
なぜなぜ分析を行うのは、目標の台数を達成するべく、流れ作業で日々フル稼働している工場では、自ずと「How?」優位の考えに偏ってしまうのを矯正するため。
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考え抜く技術という題名が気になり、手に取りました。表面的な理論というより、著者の実体験に基づいたノウハウを学んだような気持ちで、納得感を得ながら読み進めることができます。
以下に、特に心に響いた学びと、習慣化したいことをまとめます。
《学び》
・仕事は、傍を楽にするために問題解決すること。その対策を立てる前に、問題をしっかり分析することが考え抜く力につながり、考えが浅いと言われなくなる。
・考え抜けないのは、考え方ではなく、考える材料が頭にないから。つまり、これは思考量の問題ではなく、行動量の問題。材料を集めるためにアクションを起こそう。
・考え抜く力を培うためには、テンプレートではなく、制約が必要。制約とはWhat/Why/Howであり、どんな議題・テーマ・資料に対しても、3つの疑問を解消するべく、拡げると絞るを繰り返す。
・わからなくても、できるイメージが湧かなくても、とりあえずやる。何かしら行動する。
・
《習慣化》
・上司に相談するときは、たたき台を用意する。
・後で人に説明できるレベルで読む、聞く、考える、理解する、記憶に留めておく。
・傍を楽にするために、人間観察という定点観測を行い、問題を察知する。
・目的を意識して働くために、部門方針など、目的が書かれた紙を繰り返し見る。2つ上の目線で考える。
・失敗事例や成功事例を紙一枚でしっかりまとめ、今後に活かす。再現性を高める。
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問題解決の本質は、Why/What/Howの切り口で課題の内容、原因、打ち手について考えを巡らせ、アイデアの拡散と絞込みを繰り返す事。空間的な広がりをもった知的活動して捉えると分かりやすい
分かりやすいが、もっと実用的な類書がありそうではある。サクッと読めるのでその意味では良い
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今の自分にはすごく役立ちそう。自分の考えの及ばなかった点をいつも上司に突っ込まれるから。
これをモノにするために何回か読み直し(3回読めば腹落ちするって帯にも書いてあるし)実践してみよう。
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タイトルにある「紙一枚!」と「考え抜く」というキャッチャーなキーワードに釣られて読んでみましたが、私なりに要約してみると「問題の解決方法が導き出せないのは、何が問題かが分からない場合や単に知識が不足していたりする場合があるので問題を定義、解法導き出し、解決への適切な行動を取る」という事です。著者の言う通り、紙の枚数の問題では無いので考え方が参考になれば良いです。
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【感想】
<購入経緯>
「紙1枚」+「トヨタ」のキーワードで関心を持った。
また、自身も思考のフレームを勉強しているが、「考え抜く力」も必要だと感じたため購入した。
<要約>
キーワードは2つ
「知行合一」:知=知識、行=行動
知識と行動のどちらかが欠けていては、何もできない
「視える化」
紙1枚にまとめる事、自身の思考の整理と、他人の考える力を借りる事ができる
<感想>
トヨタ=車=生産現場の内容はほとんどなく、トヨタ流の仕事の進め方や考えた方を学ぶことができた。また、前半は考え抜く方法(8STEP)や、仕事、働く意味など、知識を拡げる内容が多い。後半は読者が行動できるための説明を記載してあり、知(前半)行(後半)合一を体現できた内容です。
【お気に入りの言葉(引用)】
・仕事=「他者」の問題解決
考え抜く力=問題解決力の向上を目的
・問題も原因も「拡げる」「絞る」プロセスで考え抜く
・考え抜けないのは、「考え方」ではなく、「考える材料」がないから
→行動して、材料を集める
・制約する
1枚×フレーム×テーマ
テーマ:What、Why、How
フレーム:拡げる、絞る
・「わからない事」を仕事ができない「言い訳」にするな
・動詞ではなく、動作レベルで説明
相手の行動を伴う説明
【日常への落とし込み】
・1枚の紙で現在の業務を拡げると絞る
・目的意識を高めるために、印刷して持ち歩く
手帳や机など、目につくところに貼る
・誰かに説明できるように、人の話を理解する
他人視点+動作説明
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「わからないから動かない」と放置する人がいるという視点がなかったので、その点は気づきをえた。問題を構造化してレバレッジポイントを着く対策を心掛けているがそれに近いのかと。