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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/10/14
- 出版社: 信濃毎日新聞社
- サイズ:21cm/229p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7840-7411-2
紙の本
1945.8.13長野空襲の真実 米軍資料と日本側記録で解明する空爆の実相と桐生悠々の洞察
著者 荒 敬 (著),大日方 悦夫 (著),三輪 泰史 (著)
5回と思っていた空襲は、実は7回の空爆だった−。米国立公文書館で発見した資料に克明に記された敗戦わずか2日前の「空爆」。従来「空襲」証言との照合を試み、攻撃と被害の全容を...
1945.8.13長野空襲の真実 米軍資料と日本側記録で解明する空爆の実相と桐生悠々の洞察
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商品説明
5回と思っていた空襲は、実は7回の空爆だった−。米国立公文書館で発見した資料に克明に記された敗戦わずか2日前の「空爆」。従来「空襲」証言との照合を試み、攻撃と被害の全容を初めて明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
第2次大戦終戦のわずか2日前の昭和20年(1945)8月13日、米軍艦載機による長野を狙った空爆が実施されました。いわゆる「長野空襲」です。早朝から数回に及ぶ爆撃では、主に長野市内の飛行場と飛行機、国鉄長野駅やその施設、市街地などが主な標的となりました。病院や民家も巻き添えとなり、犠牲者も出ました。
空襲については、当時を知る市民の証言によって死者や負傷者の数、だいたいの攻撃の時刻や場所が分かっていただけでした。攻撃の規模や意図など、詳しいことは分かっていませんでしたが、平成15年(2003)に県内の研究者が米国の国立公文書館などで、米軍機が上空から撮影した写真や、爆撃の推移を克明に記録した報告書を発見。その内容を解明することで、飛来した米軍機は70機、それまで「5回」と認識されていた攻撃が実際は「7回」だったことなどが判明しました。
本書では、同報告書を翻訳して内容を詳細に読み解く一方、従来からの市民証言との照合を、約20年がかりで敢行。攻撃の規模や意図、被害の全容を初めて白日の下にさらします。さらに、昭和初期に活躍した反戦のジャーナリストで、信濃毎日新聞の主筆として論説「関東大防空演習を嗤う」を書いた桐生悠々を空襲批判の“立脚点”と位置づけ、その精神と長野空襲、現代を結んで「平和」を考えます。【商品解説】
目次
- 序章 長野空襲と桐生悠々の警告
- 【第1部】
- 第1章 第3艦隊と艦載機戦闘報告書
- 第2章 米軍資料で描く「空爆」と日本側資料から見た「空襲」
- 【第2部】
- 第3章 桐生悠々の戦時下抵抗が問いかけるもの
- 終章 長野空襲と桐生悠々
- (資料=「ハンコック艦載機戦闘報告書〈第92号〉英和対訳」付き)
著者紹介
荒 敬
- 略歴
- 〈荒敬〉1949年東京都生まれ。元長野県短期大学教授。著書に「日本占領史研究序説」など。
〈大日方悦夫〉1953年長野県生まれ。元長野県立高等学校長。著書に「満洲分村移民を拒否した村長」など。
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