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- カテゴリ:中学生
- 発売日:2022/10/12
- 出版社: 岩波書店
- サイズ:19cm/110,4p
- 利用対象:中学生
- ISBN:978-4-00-027247-6
紙の本
はじめての動物地理学 なぜ北海道にヒグマで、本州はツキノワグマなの? (岩波ジュニアスタートブックス)
著者 増田 隆一 (著)
「どこにどんな動物が分布しているか」「動物は地球上をどのように移動してきたのか」という疑問に答える動物地理学。クマやキツネなどを例に、それぞれの分布と移動を捉えながら、そ...
はじめての動物地理学 なぜ北海道にヒグマで、本州はツキノワグマなの? (岩波ジュニアスタートブックス)
はじめての動物地理学 なぜ北海道にヒグマで,本州はツキノワグマなの?
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商品説明
「どこにどんな動物が分布しているか」「動物は地球上をどのように移動してきたのか」という疑問に答える動物地理学。クマやキツネなどを例に、それぞれの分布と移動を捉えながら、その動物がなぜそこにいるのかを解き明かす。【「TRC MARC」の商品解説】
ゾウとサイとライオンが、インドとアフリカにいるのはなぜ? コアラの祖先はアメリカ出身? 昔は本州にもヒグマがいた!?――どこにどんな野生動物がいて、その動物たちは大昔から、地球のどこをどのように移動して、今いる場所にたどりついたのか? そんな疑問に答えるのが動物地理学です。たくさんの動物を例に、紹介します。【商品解説】
目次
- この本の内容
- はじめに
- 第1章 なぜ北海道にヒグマで、本州はツキノワグマなの? −地域によって生息する動物の種類がちがう理由
- クマの分布を調べたい/ヒグマは大陸からやってきた?/ニホンザルは世界中探しても日本にしかいない/固有種が経験した共通のできごととは?/動物の地理境界線−ブラキストン線
- コラム1−1 パンダはどんなクマなのか?
- 第2章 新天地へ! コアラの祖先が生まれ故郷を出る −動物たちはどのように世界へ散らばったのか?
- 大陸が移動する?/大陸が分かれる? 運命共同体ができる/大陸がくっつく?/カンガルーやコアラの祖先も大陸を移動した/世代をかけた移動/動物に移動をうながすものは?/ヒグマが寒さから逃れたレフュージアとは?/寒いとできる陸橋−マンモスもわたってくる/人類も移動する/ヒグマのはるかなる旅−北海道へ3度やってきた/気候変動と動物たちの移動/なぜライオンとゾウとサイは、インドとアフリカにいるの?
- コラム2−1 北海道のエゾモモンガとオーストラリアのフクロモモンガは、親戚なのか?
- 第3章 カバとクジラは近い仲間? −動物地理学から進化を考える
- 進化とは新しい種ができること/オタマジャクシからカエルへの変化は進化ではない!/ヒグマとホッキョクグマは別種?/アナグマの雑種が見つかる/形からたどる進化/遺伝子からたどる進化−バクテリアも哺乳類も、時間を刻むDNAをもつ/系統樹を利用する/移動が進化を生み出す/食がさらに進化を生み出す−水中から陸上へ/分断が進化を生み出す/動くことから分布までの連続性/ウマは走ることに進化した/陸上から水中へ戻ったクジラ/クジラのかかとがヒント?/哺乳類の前に恐竜が繁栄/巨大すい星の衝突と恐竜の絶滅/哺乳類の出番がやってきた/ホモ・サピエンスとネアンデルタール人
著者紹介
増田 隆一
- 略歴
- 〈増田隆一〉1960年生まれ。北海道大学大学院修了。同大学院理学研究院教授。理学博士。著書に「ユーラシア動物紀行」「うんち学入門」など。
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