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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2022/11/14
- 出版社: 彩流社
- サイズ:19cm/438p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7791-2836-3
読割 50
- 国内送料無料
紙の本
アンドレ・ジッドとキリスト教 「病」と「悪魔」にみる「悪」の思想的展開
著者 西村 晶絵 (著)
【渋沢・クローデル賞奨励賞(第40回)】1890年代から1930年代までのアンドレ・ジッドにおける、「悪」についての思想的展開を「病」と「悪魔」を軸に検討。これら「悪」と...
アンドレ・ジッドとキリスト教 「病」と「悪魔」にみる「悪」の思想的展開
アンドレ・ジッドとキリスト教
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商品説明
【渋沢・クローデル賞奨励賞(第40回)】1890年代から1930年代までのアンドレ・ジッドにおける、「悪」についての思想的展開を「病」と「悪魔」を軸に検討。これら「悪」との対峙を通じて形成されたジッドの思想的独自性をあぶり出す。【「TRC MARC」の商品解説】
本書は、1890年代から1930年代までのジッドにおける「悪(le mal)」をめぐる
思想的展開を、「病(le mal, la maladie)」と「悪魔(le diable, le démon,
le Satan, le Malin)」という二つの軸となる観念の検討を通じて明らかに
しようとしたものである。ジッドの著作を読み解くと、彼が「病」と徹底的に
向き合わねばならなかったからこそ、「悪魔」をめぐる関心や思索の展開が
開かれた様子が浮かび上がる。「病」も「悪魔」も、彼の実存のみならず、
文学創作においても避けては通れない課題であった。これら「悪」との対峙を
通じて形成されたジッドの思想的独自性を浮かび上がらせることが狙いである。
「悪」をめぐってジッドが示した思索が、彼個人またキリスト教社会に留まらない
普遍的射程を有していたことを最終的に結論づける論考である。【商品解説】
目次
- 序論
- 一 問題意識と目論見
- 二 時代背景の整理と本書の意義
- 三 本書の構成と扱うテクスト
- 第Ⅰ部 「病」と宗教
- 第一章 幼少期から一八九〇年頃までのジッドと「病」
- 一 自慰の記憶と宗教的モラル
- 二 《Schaudern》という自己分裂の危機
- 三 病か仮病か
- 四 マドレーヌへの愛の目覚めとナルシシズムの強まり
著者紹介
西村 晶絵
- 略歴
- 〈西村晶絵〉盛岡大学文学部助教。博士(学術)。専門はフランス文学・フランス思想。
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