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商品説明
ヤングケアラーとひとくくりにはできない様々な課題を抱えた、支援を求めにくい子どもたち。SNS相談を通じて彼らに寄り添ってきた著者が、多種多様な事例を通じて「ヤングケアラー」の深層に迫り、支援のあり方を伝える。【「TRC MARC」の商品解説】
子どもたちは、家の中の「困りごと」をどうにかしようとして、大好きな家族を守ろうと必死に、自分にできることを探します。そしてその探し当てた役割、姿が、私たちの目には「ヤングケアラー」として映るのです。子どもたちは自ら、無自覚に、ヤングケアラーになっているということです。
彼らの声は、なかなか聞こえてきません。なぜなら、彼らの家は閉ざされ、閉ざされることで秩序とバランスが保たれていることが多いからです。家内の「困りごと」を親が隠す時、子どもたちも隠すルールに従って生きています。それでも「つらい」「苦しい」と、SNSを利用して気持ちを吐き出すことがあり、相談を受ける著者には、徐々にその姿が見えてきました。
彼ら、彼女らがいる境遇は様々で、困っていることやつらいこともそれぞれです。だから、本当は「ヤングケアラー」とひとくくりにはできません。彼ら彼女らは「様々な課題を抱えた、支援を求めにくい子どもたち」なのです。
ヤングケアラーの存在を知って、あるいは身近に気になる子どもがいて、「どうしたらいいのでしょう」と声をかけてくる人も増えました。本書は、まさにそういう人に向けての提言です。多種多様な事例を通じて「ヤングケアラー」の深層に迫り、支援のあり方を伝えます。【商品解説】
目次
- はじめに
- 「ヤングケアラー」様々な課題を抱えた、支援を求めにくい子どもたち
- 第1章 SNSでヤングケアラーの相談を受ける
- 1.相談室で待っていても会えない_
- 2.コロナ禍を機にSNS相談を本格化
- 3.対面相談とメール・SNS相談の違い、大事な共通点
- 4.「困りごと」を支援につなげたい
- 5.そのままを認める、受け止める
- 6.彼らが求めるもの、支援する側にできること
著者紹介
加藤 雅江
- 略歴
- 〈加藤雅江〉1967年東京都生まれ。上智大学文学部社会福祉学科卒業。杏林大学保健学部健康福祉学科教授。NPO法人居場所作りプロジェクトだんだん・ばぁ理事長。精神保健福祉士。
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