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紙の本
みなし贈与のすべて Q&A 新版
著者 伊藤 俊一 (著)
初級者から上級者までのニーズに応えられるよう、みなし贈与分野の基礎から応用までを網羅し、随所に「よくある」事例を組み込みながら平易に解説。初版をQ&Aに組み換え、読みやす...
みなし贈与のすべて Q&A 新版
新版 Q&A みなし贈与のすべて
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商品説明
初級者から上級者までのニーズに応えられるよう、みなし贈与分野の基礎から応用までを網羅し、随所に「よくある」事例を組み込みながら平易に解説。初版をQ&Aに組み換え、読みやすさと検索機能を強化した新版。【「TRC MARC」の商品解説】
近年、みなし贈与分野は資産税において非常に重要な論点となります。みなし贈与が絡む取引が特殊領域ではなくなってきていること、事業承継対策においてポイントとなる自己株式の取得等や組織再編成、事業承継に係る資本政策プランニングにおいてみなし贈与については、特に初期における税額シミュレーションの重大性が広く認識されてきていること、などの理由からです。
みなし贈与は、類書にあるような計算事例だけでも、後付けで税務申告書を記載したり、その他税務諸手続をすることは確かに可能です。しかし、組織再編成や事業承継といったコンサルティング分野の領域においては、場合によっては税額が非常に多額に及ぶこともあるため、初期の段階で税額シミュレーションをし、クライアントに周知徹底すべき事項であり、そういった点において今後ますます重要性は高まると考えられます。
類書であれば、「(相続税法上の)みなし贈与」「贈与の一形態」といったように補足的に記載されていることが常で、真正面から取り上げられることはありませんでした。本書はみなし贈与だけに焦点をあて、「みなし贈与のすべて」と銘打ち、みなし贈与分野の基礎から応用までこの1 冊で事足りるような構成となっています。
今回の新版にあたり、初版をQ&A に組み換え、リーダビリティと検索機能の強化を意識しています。さらに、初版発刊以降の重要裁決・裁判例等々を精査し収録、解説を施し、さらに実務でもニッチと考えられるようなみなし贈与発動可能性論点についてもかなり多く追加しています。【商品解説】
目次
- 新版はじめに
- ■第1 章 みなし贈与の基本的な考え方
- Q 1 - 1 相続税法第7 条の意義と基本的考え方
- Q 1 - 2 相続税法第7 条の「時価」
- Q 1 - 3 相続税法第7 条の裁決・裁判例の基本的考え方
- Q 1 - 4 相続税法第7 条と所得税法の「著しく低い価額」
- Q 1 - 5 第三者M&A におけるみなし贈与の発動
- Q 1 - 6 第三者贈与とみなし贈与に関する国税の見解
- Q 1 - 7 第三者を介して租税回避
- Q 1 - 8 相続税法第9 条の意義と考え方
著者紹介
伊藤 俊一
- 略歴
- 愛知県生まれ。愛知県立旭丘高校卒業後、慶應義塾大学文学部入学。その後、身内の相続問題に直面し、一念奮起し税理士を志す。税理士試験5 科目試験合格。一橋大学大学院国際企業戦略研究科経営法務専攻修士課程修了、同博士課程満期退学。慶應義塾大学「租税に関する訴訟の補佐人制度大学院特設講座」修了。
都内コンサルティング会社にて某メガバンク本店案件における、事業再生、事業承継、資本政策、相続税等のあらゆる税分野を担当。特に、事業承継・少数株主からの株式集約(中小企業の資本政策)・相続税・地主様の土地有効活用コンサルティングは勤務時代から通算すると数百件のプランニング立案実行を経験している。東京税理士会等各士業向け研修件数は年間約180本を超える。さらに税理士・公認会計士・弁護士・司法書士等からの御相談業務や租税法鑑定意見書作成等々、各士業向けの各種サービスについて豊富な経験と実績を有する。
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