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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/01/07
- 出版社: みすず書房
- サイズ:22cm/231,7p 図版24p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-622-09592-7
- 国内送料無料
紙の本
帝国の時代 1875−1914 新装版 1
著者 エリック・J・ホブズボーム (著),野口建彦 (訳),野口照子 (訳)
一握りの国々で世界分割が行なわれた時代。ブルジョワジーの動揺、世界経済の拡大、ナショナリズムの変容、メディアの発達など、「資本の時代」から第一次大戦までの、価値観がゆらぎ...
帝国の時代 1875−1914 新装版 1
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商品説明
一握りの国々で世界分割が行なわれた時代。ブルジョワジーの動揺、世界経済の拡大、ナショナリズムの変容、メディアの発達など、「資本の時代」から第一次大戦までの、価値観がゆらぎ不安と期待が入り混じった時代を活写する。【「TRC MARC」の商品解説】
歴史家ホブズボームによる、『革命の時代』『資本の時代』に続く本書『帝国の時代』は、フランス革命(1789年)から第一次世界大戦勃発(1914年)に至る「長い19世紀」を展望する三部作のクライマックスとなっている。
「帝国の時代」は、地球の表面積の4分の1がほんのひと握りの国々の間で植民地として分配ないしは再分配された時代である。このいわゆる帝国主義の時代の様相を、著者は流麗な筆致と新鮮な視角で重層的に描き出す。それは豊富な事実と数字に裏打ちされ、視野はアフリカ、ラテン・アメリカ、インド、中国、日本に及ぶ。
時代は経済面では、家族経営の小さな会社から、雇われ経営者と事務職・技術者によるビッグビジネスに変わりつつあった。自動車や飛行機、無線電信、蓄音機、映画が姿を現わし、大量消費の時代の幕が開こうとしていた。しかしこの時、ブルジョワジーは存立の危機に瀕していたのである。その伝統的道徳的基盤は自らの蓄積した富の影響下で崩れ去ろうとしていた。また、労働者階級の大規模な組織運動も台頭する。進歩と文明の名の下にブルジョワジーが、ブルジョワジーのために作り出した世界に「奇妙な死」が迫っていた。
20世紀につながるナショナリズムの変容を描き、21世紀の現在にも示唆に富む書。全2巻。【商品解説】
目次
- 序
- 序章
- 第1章 革命百周年
- 第2章 経済の変容
- 第3章 帝国の時代
- 第4章 民主政治
- 第5章 世界の労働者
- 第6章 翻る国旗——国家とナショナリズム
- 原注
著者紹介
エリック・J・ホブズボーム
- 略歴
- 〈エリック・J.ホブズボーム〉アレクサンドリア生まれ。ロンドン大学名誉教授。著書に「反乱と革命」「資本の時代」「20世紀の歴史」など。
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