- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/02/07
- 出版社: 集英社インターナショナル
- サイズ:18cm/264p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7976-8117-8
紙の本
異性装 歴史の中の性の越境者たち (インターナショナル新書)
著者 中根 千絵 (著),本橋 裕美 (著),東 望歩 (著),江口 啓子 (著),森田 貴之 (著),日置 貴之 (著),阪本 久美子 (著),伊藤 慎吾 (著)
性を越境する異性装になぜ惹かれるのか。古典文学、歌舞伎、シェイクスピアなどに登場する異性装の意味を読み解き、それらのアニメ、演劇、BLなど現代の文化やジェンダーへの影響を...
異性装 歴史の中の性の越境者たち (インターナショナル新書)
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商品説明
性を越境する異性装になぜ惹かれるのか。古典文学、歌舞伎、シェイクスピアなどに登場する異性装の意味を読み解き、それらのアニメ、演劇、BLなど現代の文化やジェンダーへの影響を考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
性を越境する異性装になぜ我々は惹かれるのか?
古くは「鎌倉殿の13人」にも登場した男装で戦う巴御前から、男女の兄妹が入れ替わる「とりかへばや物語」、女形が男性役として女装する歌舞伎「三人吉三」、男装のヒロインが活躍するシェイクスピア「ヴェニスの商人」など、歴史の中の物語に異性装は多く描かれてきた。そうした物語にはどんな意味が込められているのか。また、それらは現代のアニメ、マンガ、映画、演劇、BLなどの文化(マンガ『花ざかりの君たちへ』『ベルサイユのばら』『ストップ!! ひばりくん!』、映画『君の名は。』、タイBL、男の娘、宝塚、スタジオライフなど)にどう生かされているのか。伝統的な男女観が崩れ、男らしさ、女らしさが問い直されている現代、異性装を軸にジェンダーの社会的、文化的な在り方を気鋭の研究者8人が論じる。
●序章 古典の中の性の越境者たち——物語、演劇に描かれる異性装 中根千絵
●第一章 異性装を解いた彼ら/彼女らはどこへ向かうのか 本橋裕美
●第二章 装いと身体——変奏する『とりかへばや物語』 東 望歩
●第三章 異性装の恋——異性愛と同性愛が交わる場所 江口啓子
●第四章 巴 「女武者」像の展開 森田貴之
●第五章 歌舞伎、異性装、そして「なりたい」女たち 日置貴之
●第六章 シェイクスピアのオールメイル上演の愉しみ方 阪本久美子
●第七章 稚児と〈男の娘〉 伊藤慎吾
≪著者紹介≫
中根千絵(なかね ちえ) 日本説話文学研究者、愛知県立大学教授。
本橋裕美(もとはし ひろみ) 愛知県立大学准教授。
東望歩(あずま みほ) 金城学院大学准教授。
江口啓子(えぐち けいこ) 豊田工業高等専門学校講師。
森田貴之(もりた たかゆき) 南山大学准教授。
日置貴之(ひおき たかゆき) 演劇研究、明治大学准教授。
阪本久美子(さかもと くみこ) 日本大学教授。
伊藤慎吾(いとう しんご) 日本古典文学専攻、國學院大學栃木短期大学准教授。【商品解説】
性を越境する異性装になぜ我々は惹かれるのか?
古くは「鎌倉殿の13人」にも登場した男装で戦う巴御前から、男女の兄妹が入れ替わる「とりかへばや」、女形が男性役として女装する歌舞伎「三人吉三」、男装のヒロインが活躍するシェイクスピア「ヴェニスの商人」など、歴史の中の物語に異性装は多く描かれてきた。そうした物語にはどんな意味が込められているのか。また、それらは現代のアニメ、マンガ、映画、演劇、BLなどの文化(マンガ『花ざかりの君たちへ』『ベルサイユのばら』『ストップ!!ひばりくん!』、映画『君の名は。』、タイBL、男の娘、宝塚、スタジオライフなど)にどう生かされているのか。伝統的な男女観が崩れ、男らしさ、女らしさが問い直されている現代、異性装を軸にジェンダーの社会的、文化的な在り方を気鋭の研究者8人が論じる。
●序論 「古典の中の性の越境者たち 物語、演劇に描かれる異性装」中根千絵
●第一章 「異性装を解いた彼ら/彼女らはどこへ向かうのか」本橋裕美
●第二章 「『とりかへばや物語』の変貌」東望歩
●第三章 「異性装の恋 異性愛と同性愛が交わる場所」江口啓子
●第四章 「巴 「女武者」の悲哀」森田貴之
●第五章 「歌舞伎、異性装、そして『なりたい』女たち」日置貴之
●第六章 「オールメイル上演の愉しみ方」阪本久美子
●第七章 「稚児と〈男の娘〉」伊藤慎吾【本の内容】
性を越境する異性装になぜ我々は惹かれるのか?
古くは「鎌倉殿の13人」にも登場した男装で戦う巴御前から、男女の兄妹が入れ替わる「とりかへばや」、女形が男性役として女装する歌舞伎「三人吉三」、男装のヒロインが活躍するシェイクスピア「ヴェニスの商人」など、歴史の中の物語に異性装は多く描かれてきた。そうした物語にはどんな意味が込められているのか。また、それらは現代のアニメ、マンガ、映画、演劇、BLなどの文化(マンガ『花ざかりの君たちへ』『ベルサイユのばら』『ストップ!!ひばりくん!』、映画『君の名は。』、タイBL、男の娘、宝塚、スタジオライフなど)にどう生かされているのか。伝統的な男女観が崩れ、男らしさ、女らしさが問い直されている現代、異性装を軸にジェンダーの社会的、文化的な在り方を気鋭の研究者8人が論じる。
●序論「古典の中の性の越境者たち物語、演劇に描かれる異性装」中根千絵
●第一章「異性装を解いた彼ら/彼女らはどこへ向かうのか」本橋裕美
●第二章「『とりかへばや物語』の変貌」東望歩
●第三章「異性装の恋異性愛と同性愛が交わる場所」江口啓子
●第四章「巴「女武者」の悲哀」森田貴之
●第五章「歌舞伎、異性装、そして『なりたい』女たち」日置貴之
●第六章「オールメイル上演の愉しみ方」阪本久美子
●第七章「稚児と〈男の娘〉」伊藤慎吾
≪著者略歴≫
中根千絵(なかねちえ)日本説話文学研究者、愛知県立大学教授。1967年、愛知県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了。著書に『今昔物語集の表現と背景』(三弥井書店)、『城郭の怪異』(三弥井書店)、『名古屋謎解き散歩』(KADOKAWA)
●本橋裕美(愛知県立大学准教授)
●東望歩(金城学院大学准教授)
●江口啓子(豊田工業高等専門学校講師)
●森田貴之(南山大学准教授)
●日置貴之(明治大学准教授)
●阪本久美子(日本大学教授)
●伊藤慎吾(國學院大學栃木短期大学准教授)【本の内容】
収録作品一覧
古典の中の性の越境者たち | 中根千絵 著 | 7−34 |
---|---|---|
異性装を解いた彼ら/彼女らはどこへ向かうのか | 本橋裕美 著 | 35−63 |
装いと身体 | 東望歩 著 | 65−92 |
著者紹介
中根 千絵
- 略歴
- 〈中根千絵〉愛知県生まれ。日本説話文学研究者。愛知県立大学教授。著書に「今昔物語集の表現と背景」など。
〈本橋裕美〉埼玉県生まれ。愛知県立大学准教授。博士(学術)。著書に「斎宮の文学史」など。
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