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商品説明
1909年に発表された鷗外作品では異色とされる表題作と、鷗外のありのままの日常とその日常でうまれるありのままの精神を描写した短編小説「魔睡」を大活字、読み仮名付きで収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
シリーズ第7巻「ヰタ・セクスアリス」は、表題作のほか、「魔睡」の2篇を収載。「ヰタ・セクスアリス」は、1909年に発表された小説で鷗外作品としては異色とされる。題名はラテン語で性欲的生活を意味するvita sexualisから。「魔睡」も1909年に発表された短編小説。鷗外のありのままの日常とその日常でうまれるありのままの精神を描写した作品である。【商品解説】
目次
- ヰタ・セクスアリス
- 魔睡
収録作品一覧
ヰタ・セクスアリス | 1−234 | |
---|---|---|
魔睡 | 235−289 |
著者紹介
森 鷗外
- 略歴
- 文久2(1862)—大正11(1922)。石見国津和野(現:島根県津和野町)出身。明治14(1881)年東京大学医学部を卒業後軍医となり、17年~21年ドイツに留学。40年、陸軍軍医総監・陸軍医務局長になり、軍医として最高職についた。
大正5(1916)年予備役となり、6年帝室博物館長兼図書頭。公務のかたわら、小説家、評論家、翻訳家として活躍。代表作に『舞姫』(1890)、『うたかたの記』(1890)、翻訳『即興詩人』(1892~1901)、『ヰタ・セクスアリス』(1909)、『雁』 (1911)、『阿部一族』(1913)、『山椒大夫』(1915)、『高瀬舟』(1916)、史伝『渋江抽斎』(1916)などがある。本名は森 林太郎(もり りんたろう)。
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