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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/03/29
- 出版社: 金融財政事情研究会
- レーベル: KINZAIバリュー叢書
- サイズ:19cm/263p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-322-14248-8
紙の本
地理的表示保護制度の活用戦略 地名と歴史を販売戦略に活かす (KINZAIバリュー叢書)
著者 生越 由美 (著)
いま、日本の地理的表示保護(GI)産品が、EU市場で販売しやすくなっている。農産物・加工品の信用を保護するGI制度について解説し、GIを活かした販売戦略、欧州や日本のGI...
地理的表示保護制度の活用戦略 地名と歴史を販売戦略に活かす (KINZAIバリュー叢書)
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商品説明
いま、日本の地理的表示保護(GI)産品が、EU市場で販売しやすくなっている。農産物・加工品の信用を保護するGI制度について解説し、GIを活かした販売戦略、欧州や日本のGI制度と事例研究などを紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
◆日本の地域の組合・中小企業もグローバル・ビジネスに参入しよう!
欧州では地域産物の知的財産権=地理的表示(Geographical Indication、GI)を活用!
・ワイン、ハム、チーズ、野菜、果物、肉、魚、加工品…
・欧州では地域名称を冠したGI産品の価格は通常産品の約2倍。
・某ハムの売上高は3兆円。GI活用の経済効果が顕れている。
・風評被害対策、地域再生のツールでもある。
◆本書はGIを歴史から繙き、欧州の豊富な先例を紹介し、ビジネスを成功させるためのブランディング&マーケティング戦略を解説。
・GIビジネスを成功させるためのGIチェックリストとは。
・世界各地の「シャンパン名称」を次々と排除する組合の闘いとは。
・欧州が工芸品・工業製品もGIブランド化する意図とは。
・GIセクションを一つに、「役所の壁を壊そう」と筆者は提言。
◆読者対象は、官公庁、金融機関、商社、食品産業、自治体、農林水産業関係者・組合、知的財産/観光/地域経済専攻の学生、一般社会人。
【主要目次】
序 章 地名は財産
・1 社会の変化と地域資源
・2 地名は財産
第1章 地理的表示保護制度(GI制度)─EUの戦略
・1 750億ユーロ(約11兆円)のEUの宝物
・2 地理的表示保護制度(GI制度)の概要
・3 ブランドを育てたパリ万博
・4 「ワインの原産地を保護する法律」の制定
・5 GIは知的財産
・6 GI制度の採用国の拡大
第2章 GIを活かした販売戦略
・1 GI取得は販売戦略の第一歩
・2 販売戦略の基礎知識
・3 GIチェックリスト(GICL)
第3章 欧州のGI制度と事例研究
・1 EUの理事会規則
・2 EUのGI制度
・3 EUが抱える悩み
・4 事例研究
・・パルマハム/シャンパーニュ/ハモン・セラーノ/ボルドーワイン
第4章 日本のGI制度と事例研究
・1 攻めの農政
・2 日本のGI制度
・3 GIを取り巻く法制度
・4 事例研究
・・神戸ビーフ/十勝川西長いも/鹿児島の壺造り黒酢
第5章 中国、北米、オーストラリアのGI産品と歴史、販売戦略
・1 中国のGI制度と「一帯一路」
・2 北米、オーストラリアのGI制度
第6章 まとめ
・1 GIはお薦めのビジネスツール
・2 ウェブサイトを作りながら戦略を立てよう
[巻末資料]
GI保護制度登録産品一覧/GIviewに掲載されている日本GI/国が指定した伝統的工芸品240品目【商品解説】
地理的表示(Geographical Indication、GI)は農業における知的財産権であり、GI産品のブランド化に寄与してきた。日本で馴染みの欧州のGI産品の高評価と貿易高は、その経済効果の顕れだ。育種家保護や風評被害対策、地域再生にも効果大。2019年発効の日EU・EPAが後押しし、日本は農産物・加工食品のGI登録を急ピッチで進める。本書は日本の現状に加え、GIを歴史から繙き、発祥の地フランスなど欧州の豊富な先例/「新大陸」とGI/日本を制する競合国を目指す国々の施策等を収め、日本におけるGI保護の知見を高める。 欧州では工芸品・工業製品のGI模索も始まっている。 GI セクションを一つにすべく「役所の壁を壊そう」と筆者は提言。
読者対象は、官公庁、金融機関、自治体、農業従事者、農業/知的財産/地域経済専攻の学生、一般社会人。【本の内容】
目次
- 序 章 地名は財産
- ・1 社会の変化と地域資源
- ・2 地名は財産
- 第1章 地理的表示保護制度(GI制度)─EUの戦略
- ・1 750億ユーロ(約11兆円)のEUの宝物
- ・2 地理的表示保護制度(GI制度)の概要
- ・3 ブランドを育てたパリ万博
- ・4 「ワインの原産地を保護する法律」の制定
- ・5 GIは知的財産
- ・6 GI制度の採用国の拡大
著者紹介
生越 由美
- 略歴
- 生越 由美(おごせ ゆみ)
東京理科大学大学院教授 1959年生まれ。1982年東京理科大学薬学部卒業後、通商産業省(現経済産業省)特許庁入庁。2003年10月、政策研究大学院大学助教授。2005年4月より現職。知的財産戦略本部 コンテンツ・日本ブランド専門調査会委員、内閣府総合科学技術会議産学官連携功労者表彰選考委員、農林水産技術会議専門委員、総務省独立行政法人評価委員会 情報通信・宇宙開発分科会などを歴任。2008年にNHK『クローズアップ現代』に出演、2008年4月~2013年9月、放送大学客員教授。(財)機械産業記念事業団第1回知的財産学術奨励賞(日本知財学会特別賞)受賞。情報セキュリティ大学院大学客員教授、弁理士。専門は、知財政策、知財戦略、地域資源と文化、先端技術と伝統技術など。著書は、『社会と知的財産』(放送大学教材、共著;放送大学教育振興会、2008年)、『デジタル時代の知的資産マネジメント』(共著;白桃書房、2008年)など多数。
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