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紙の本
依存症と人類 われわれはアルコール・薬物と共存できるのか
著者 カール・エリック・フィッシャー (著),松本俊彦 (監修),小田嶋由美子 (訳)
依存症は「病気」なのか? それとも差別や疎外に苦しむ者に刻印されたスティグマなのか−? アルコール依存症から回復した精神科医が、依存性薬物と人類の3000年の攻防の歴史を...
依存症と人類 われわれはアルコール・薬物と共存できるのか
依存症と人類――われわれはアルコール・薬物と共存できるのか
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商品説明
依存症は「病気」なのか? それとも差別や疎外に苦しむ者に刻印されたスティグマなのか−? アルコール依存症から回復した精神科医が、依存性薬物と人類の3000年の攻防の歴史を圧倒的な筆力で描く。【「TRC MARC」の商品解説】
ある時代には酒や薬物に耽溺することは「堕落」と見なされ、ある時代には「下級階層の流行病」と見なされた。またある時代には、たとえ同じ薬物でも、特定のコミュニティで使用すれば「医療」だが、別のコミュニティに属する者が使用すれば「犯罪」と見なされた。
アルコール依存症から回復した精神科医が本書に描くのは、依存症の歴史であり、その概念の歴史である。自身や患者の体験、過去の有名無名の人々のエピソードに加え、医学や科学のみならず、文学、宗教、哲学にまで踏み込んだ豊饒な歴史叙述によって、依存性薬物と人類の宿命的な繋がりが浮かび上がってくる。
依存症は「病気」なのか? それとも、差別や疎外に苦しむ者に刻印されたスティグマなのか――? 圧倒的な筆力で依存症をめぐるさまざまな神話を解体し、挫折と失敗に彩られた人類の依存症対策史をも詳らかにする。
「本書は、米国のみならず、国際的な薬物政策に大きな影響を及ぼす一冊となりうる力を備えている。その意味で、依存症の治療・支援はもとより、政策の企画・立案、さらには啓発や報道にかかわる者すべてにとっての必読書であると断言したい」(松本俊彦「解題」より)【商品解説】
目次
- イントロダクション
- 著者はしがき
- 第I部 名前を探して
- 第1章 出発点――「依存症」以前
- 第2章 エピデミック
- 第3章 意志の病い
- 第II部 不節制の時代
- 第4章 憑依
著者紹介
カール・エリック・フィッシャー
- 略歴
- 〈カール・エリック・フィッシャー〉依存症専門医、生命倫理学者。コロンビア大学臨床精神医学助教授。同大学のサイエンス・ライティング集団「ニューライト」に所属し、『ニューヨーク・タイムズ』などに寄稿。
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