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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/04/24
- 出版社: ミネルヴァ書房
- サイズ:22cm/564p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-623-09545-2
- 国内送料無料
紙の本
生糸と絹織物のグローバル・ヒストリー 幕末から昭和初期までの製糸業の発展と流通 (MINERVA日本史ライブラリー)
著者 大野 彰 (著)
生糸を販売する際の束「綛」の綛長は、日本の基準から広まった。日本産生糸が特にアメリカで歓迎され、市場の開拓に成功・拡大していくグローバル・ヒストリーを描く。【「TRC M...
生糸と絹織物のグローバル・ヒストリー 幕末から昭和初期までの製糸業の発展と流通 (MINERVA日本史ライブラリー)
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商品説明
生糸を販売する際の束「綛」の綛長は、日本の基準から広まった。日本産生糸が特にアメリカで歓迎され、市場の開拓に成功・拡大していくグローバル・ヒストリーを描く。【「TRC MARC」の商品解説】
生糸は綛(かせ)と呼ばれる束にして販売されるが、綛の大きさや仕様は国により、また地方により、様々であった。欧米では、綛をフワリと呼ばれる枠に掛けボビンに巻き取ってから加工していたが、様々な大きさの綛に合うようにフワリを交換しなければならず、煩雑な作業を強いられていた。その中で、1870年代末から日本産生糸の綛は、フワリを高速で回転させるのに最適な大きさ(綛長1メートル50センチ)に統一され(綛の標準化)、フワリを交換する手間を省くと同時に、取り扱い容易な形にまとめられるようになっていった。綛長を1メートル50センチにすることは外国にも広まり、今日の製糸業界でもこれを採用している。製糸業は、日本で最初にグローバル・スタンダードを握った産業だったのである。本書は、日本産生糸が特にアメリカで歓迎され、市場の開拓に成功・拡大していくグローバル・ヒストリーを描く。【商品解説】
目次
- 凡 例
- 序 章 横浜開港と生糸輸出の始まり
- 1 横浜開港以前の段階における蚕糸業の状態
- 2 絹織物と撚糸の種類
- 3 生糸の需給から見た横浜開港時の国際的環境
- 4 繊度から見た横浜開港時の国際的環境
- 5 開港当時の日本産生糸の品質
- 第1章 日本産生糸の品質低下
著者紹介
大野 彰
- 略歴
- 〈大野彰〉関西学院大学大学院経済学研究科博士課程後期課程単位修得退学。京都先端科学大学特任教授。
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