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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2023/03/31
- 出版社: 関西学院大学出版会
- サイズ:22cm/140p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-86283-356-3
- 国内送料無料
紙の本
名詞複数形の意味 日仏対照言語学の観点から (関西学院大学研究叢書)
著者 バティスト・プヨ (著)
仏語と日本語の比較可能性に基づき、一部の名詞複数形は数量表現として定義できないことを示す。また、名詞複数形が表す多様な表現価値に着目し、「複数」という数量的な意味と「複数...
名詞複数形の意味 日仏対照言語学の観点から (関西学院大学研究叢書)
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商品説明
仏語と日本語の比較可能性に基づき、一部の名詞複数形は数量表現として定義できないことを示す。また、名詞複数形が表す多様な表現価値に着目し、「複数」という数量的な意味と「複数形」という言語形式との関わりを考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
仏語と日本語の比較において、一部の名詞複数形は数量表現として定義できないことを示す。仏語と日本語における名詞複数形が示す多様な表現価値に着目し、「複数」と「複数形」という言語形式とのかかわりについて考察。【商品解説】
目次
- 序論 フランス人の親は常に子供が複数いるのか
- 第1章 言語学における「複数」概念の定義およびその限界
- 1 「1」と「1〈」の対立
- 2 「1」と「2ショウナリイコール」の対立
- 3 名詞複数形の数量的な定義の限界
- 第2章 フランス語の不定名詞句複数形における「複数」概念
- 1 数量的な考え方の限界
- 2 日本語の畳語複数形
- 3 日仏対照研究の観点からの再検討
- 第3章 フランス語の不可算名詞複数形における「複数」概念
著者紹介
バティスト・プヨ
- 略歴
- フランス出身。2008年から2015年まで日本政府(文部科学省)奨学金留学生として筑波大学に留学。2017年に筑波大学にて博士(言語学)の学位を取得。現在,関西学院大学文学部准教授。
(主論文)“La pluralisation nominale en français et en japonais revisitée du point de vue de la constructionnalisation”, Langages 220, pp. 111‒127 (2020), “Sur le rôle du marquage singulier/pluriel dans la stéréotypie des énoncés de clôture”, Verbum XLIV, pp. 73‒90(2022)。
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